『FRIENDSHIP』

なんかいくなとかいうやつがいるが明日もかわってなかったらボードで
スタッフ氏ねとか終演後の○○最高コールのあとに
スタッフ最低コールすりゃいいじゃん。
今いかなくても空席の原因が本人達にあるとかんちがいするアホがでるから。

(某スレより抜粋)



上記はパ〜ティコンに対して書き込まれたものですが、
会場でスタッフへの抗議という発想は目から鱗が落ちそうになりました。
MCやDVDでも判るようにアーティストとスタッフは蜜月の仲だろうから、
もし本当にこれをやったらアーティスト自身も傷つけてしまう事になる。
セットリスト、構成を考えて実行させた人物こそ主犯であり、
それを全て「スタッフ」という言葉で纏めるのも問題あるし、
この案に賛成って訳じゃないけどただ視点が面白いなと感じました。


「セットリスト考えた奴反対!パパン!パ!パンパン!(手拍子)」
これじゃあ長すぎる。
「合コン反対!パパン!パ!パンパン!(手拍子)」
長さといいこれくらいかな。
直接的なのを避けたいなら「マンネリ反対!」とかどうでせう。
いや、これだとアーティスト批判にも捉えられるか。
出演者を傷つけずに反対の意思を伝えるのって難しいねぇ。
っ て か 、パ 〜 テ ィ コ ン で は 止 め て ネ !



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9/7から絶賛発売中の『Missラブ探偵』。
曲の良さは勿論の事、気になるあの人の気持ちを
確かめる方法が判ったと少年少女からおっさんまで大絶賛の嵐。
ダブルユーは勿論のこと、森村メラさんの素晴らしさが
世に伝わっちゃいました。


そのメラさんはc/wの『FRIENDSHIP』の方も作詞を担当しています。
端的にいうと「親友と同じ人を好きになったけど、私は恋より友情だゆ!」という
ぶっちゃけ定番な世界観なんですが、メラさんの独特の切り口に
ダブルユーが大量の塩を塗りこむことによってかなりクールに仕上がってます。


私の場合はまずメロディありきで、詩は後付けなんだけど、
この『FRIENDSHIP』の場合は完全に逆です。
ってか、音的には好きなジャンルじゃないけど
歌詞カードを見ながら聴くと音も詩も心に染みるんです。胸キュンなんです。
歌の中に出てくる女の子と、その親友があいののとシンクロするんです。
恋とか勘弁してぇぇぇ!ってなるんです。YES!友情!YES!ってなるんです。
聴く度にハラハラさせられる。恐ろしい曲ですよ、全く。


他のポイントとしては恋愛友情の歌詞の中に何故か飛び出てくるラップ。
yoyo!!my best friend 大切な best friend
ラップなのに言葉遊びなしの直球ラップ。もう最高。


後は『Missラブ探偵』以上にクールな歌い方も驚きポインツです。
一部のフレーズなんて無知の状態で聴いたらあいののが歌ってるなんて、
誰も気付かないようなレベルです。
ダブルユーカップリングは今までどれもレベル高かったけど、
中でも今回は最高級の仕上がりをみせております。


Missラブ探偵』や『FRIENDSHIP』を聴いてると
フォーク時代を思い出します。(その当時生きてたほどオヤヂじゃないけど)
メロディはほとんどコード進行のみで詩に重きを置いてた時代。
さだまさしの関白宣言とか懐かしVTRで何度か観た程度だけど、
歌詞がスッと頭ん中入ってきて離れない。


つんくがこれまで携わってきたダブルユー作品は素晴らしいし、
また創って欲しいとも思うけど作詞はいらない。メラにしろ。


意味のある世界観、未知の天才と巡り会って更に進化を続けるダブルユー
Missラブ探偵』『FRIENDSHIP』から二人の新たなる挑戦が始まった。
YOUまだCD買ってないなら購入しちゃいなヨ!一緒に進化しちゃいなヨ!