本池上とドッキドキ

近所の奥様からチビッコまで大好評なこちら本池上署
放送から約2ヶ月、遂に中盤の魅せ場ともいうべき
由美ちゃんの受験の回がやってきた。
入試前日から合格発表後まで全5シーンを全て収録。
総出演時間(予告除く)5分28秒という超大作である。


受験前日、神社でお父さんが自分の為に賽銭を入れてくれた時の
「がんばらなくちゃ!」という表情から、
受験後も明るく振舞っていたがお母さんとの電話で
涙ぐむするシーンまでの感情表現の経緯が素晴らしい!!
中でも電話を持って行きお父さんと向き合ってる
場面が一番印象に残った。


悲しい気持ちを無理に笑顔で隠し、
うつむきながら電話を渡す由美ちゃん。
お父さんの「ドンマイ!」という優しい言葉に笑顔で返すが、
そのやさしさがお父さんへの申し訳ない気持ちを更に募らせる。
一気に感情が溢れ出しそうになるが堪えて空間を見つめる由美ちゃん。
その表情は強い意思に満ちていた。


表情だけでここまで心の移り変わりを再現してる神ぼむ。
真の演技には言葉など要らないんだと思い知らされた。
感情の微妙な変化も素晴らしいが、とにかく目が凄い。
「目は口ほどにモノを言う」というが、まさにその通りだと感じた。
(正確には人間の感情を一番表現してるのは眉毛)


今回は演技とはいえ特にドッキドキの胸キュンものだった。
観てて泣きそうになった。ってか、マジ号泣した。



最近は恋愛も科学的に研究が進められてると聞いた。
PEA(恋愛ホルモン)なるものが存在し、
恋愛をするとPEAが働き、ノルアドレナリン
ドーパミンが活性化するという。


このPEAは精神的に不安定でドキドキしてないと出ないそうだ。
ジェットコースターや吊り橋を渡った時などは
同じ異性相手でも好感を持ちやすくなると
以前読んだ心理学の本の実験結果でも出ていたが(ドキドキ感の錯覚)
全く同じ事なのだろう。


自分の過去を振り返ってみると頷く部分が多い。
恋愛も結局は単純なもの。
なるほど、人を好きになるのに理由は要らないというが、
実際は“理由を言えない”というところか。


心理学は更に語る。
「PEAの賞味期限は長くて3年」だと。


なるほど。もう4年近くも私をドッキドキさせている
あいぼむにはPEAなど所詮は戯言なんだな。



「今回の受験校が若葉女学院だったとしたら
都立は共学で、まさか次回作にまた浅利の小僧がいるのかっ!?」
なんて号泣しながら考えている私は
今でもあいぼむに恋愛ホルモン(PEA)MAXです。