ハロ☆プロパ〜リィ

機械に番号を定められ ただ虚ろに廊下で待機する
やがて聞こえてくる事務的な声 「内科1番処置室にお入りなさい」
薬品の鼻につく臭い 老人達の念仏会話 
その中に若い女の子二人 青い制服に身包んだ研修ナースらしき子が
患者の椅子に座り体温計を測ってる 横に座らされる私


「ピピピピッ!」研修ナースの体温測定が完了した 
ベテラン看護婦は彼女達から体温計を受け取ると
布で軽く拭いただけですぐに私に手渡した
少し照れる彼女 滅茶苦茶照れる私
このままではいけない このままではいけない
病に侵された体ながらも渾身のスマイル そして体温計を指差し


       「How much?」
 

怪訝な顔をする彼女達 睨みつけるマダムナース
私はまたデカイ過ちを犯したようだ 
私はまたデカイ過ちを犯したようだ 


あぁ春の季節だねぇ 春ですよ 春ですか えっ春?
もう春だよ!!アイヴォ−−−−−−−−−−−−−−ンッ!!




はい。長い出陣から只今帰還しましたでんでんです!こんばんは!
病気は友達だよ!石崎君!
もう手遅れ感一杯だけどハロプロコンin多摩の感想を
ダイジェストでお送りします。


まずライヴ全体の感想としてはピスが
亜依国で書いてるのと全く同じ意見です。
前回のパ〜ティと比べて客とのコール&レスや
フリーのMCが少なくて淡々と進行していきます。
それでいてアルバム曲やメロンの曲もあって
結構マニワなセットリストになってます。
音楽を楽しみたい&全曲知ってるような
生粋のハロプロヲタほど楽しめる内容ではないかと。(オッス!おら生粋!)


ここからはダブルユー右翼で二人をこよなく愛するヲタ視点の感想。
加護さんの謹慎が決まった時は残された辻さんの心配をしてたけど、
時が経つにつれ逆に辻さんに助けを求める感じでとにかく会いたかった。
そんな情緒不安定な私の目に飛び込んできたのが
いきなり『好きすぎて〜』を一人で歌う辻さん。
例のハロプロゴールド聖戦士の衣装を纏い、
これぞクールビューティと言いたくなる格好よさ。
開演30秒で不安を吹き飛ばしてくれました。


『幸福』を全員で歌った後はごっちんとのMC。
今の気持ちを一言と聞かれ…


( ´酈`)<皆に負けないように頑張っていくニャー!【昼】


( ´酈`)<エロースな感じで頑張っていきたいと思いまーす!【夜】


どうやら猫ひろしがお気に入りらしく「ニャー」だけでなく
ラッセラー」もしてました。
去年のハロパ公演はレイザーラモン一色だったけど、
今年のギャグ(ワッ!ワッ!ワッ!ワッショーイ!)は
お気に召さなかったようです。良かった!


ってか、辻さんの事だから今年もまた芸人のギャグをステージに
取り入れるだろうとパッション屋良とかワッキーの動きを
一応覚えていったら猫ひろしって!ソコっすか!
あいつ只のガムシャラ芸人じゃないですか!
俺でも親兄弟と縁切ったらできる芸っすよ!
勿論、ののたんだけあって三十路前のおっさんのものとは
別次元に昇華されてましたけどね。「にゃー☆」とか「にゃー♪」とか。
千秋楽あたりには昇竜拳も飛び出す予感です。
そしたら私もKENコスプレで出撃してる予感です。


MCの後は美勇伝登場で新曲披露。
曲はともかく衣装が水着っぽいです。
ハローにエロは全く求めてない私ですが、
胸の寄せて上げる力が嫌でも目につきました。
全力で地球の引力に逆らってやがりました。


この後何曲か続いてごっちんと梨華っちのMC。
梨華っちの口から「辻希美があの曲を歌います…」


『ドッキドキ!LOVEメール/辻希美
ピンクのフリフリな衣装で「イエーイ♪」と登場してきた辻さん。
亜弥ヲタな辻さんが遂に本丸のデビュー曲を歌う。
「ドキドキ」してる部分など詞の世界を体中で再現したり
とにかくフレッシュ!奇跡!age↑age↑


東京出身で19歳なのにリアルに下北沢に慣れてない感じが、
本家の松浦さんとは対極的でいい雰囲気を出してるんです。
(注:デビュー時松浦さんは下北沢に行ってません)
『好きすぎて〜』の時は綺麗でカコイイ辻さんを見せて、
『ドッキドキ』でテヘテヘなののたんを開放。
どんだけハートブレイク(鷲掴み)ポイントが多いお方なんだよ!
きっとマグロ漁船に乗ったり、ゴミ回収車でゴレンジャーしたり、
スーパーでレジ打ってても、きっとどれもが奇跡に似合ってるはず!
ガリレオ風だと「それでもののたんはカワイイ」だ!


パ〜ティのセットリストは誰が考えたのか知らないけど
辻さんの『ドッキドキ』は自らが選んでなくとも、
明らかに喜んで歌ってるのが判ります。二人の間柄も知ってる。
元曲の歌い手を含めたイメージも損なわなかったし、
カラオケだけど状況と選曲によってはこうも違うんだなって感じました。


『詩の朗読〜愛の園』
ハロプロ曲の歌詞を抜き出してそれを一人づつポエムで繋げるんですが、
ここでも辻さんの演技力が爆発。
ののがセリフをいい終わる度に湧き上がる奇声、歓声。
もういいですから!鷲掴みされてもう十分煮込みましたから!


だんだんとポエムが一つの歌詞に集約していき『愛の園』が始まった。
私の中でBEST30に入るお気に入りソング。
若干の振りの変更は目に留まったが辻さんの
勇ましい姿を見てれば気にならなかった。が…
あれれ?床に膝立てだしたぞ?


脚パッカパッカしてるっ!!(号泣)


美勇伝ごっちんと組む事を知って真っ先に恐れたのがエロ路線の被爆
好奇心旺盛の辻さんには見てマネて欲しくなかったんです。
中でも特にR指定の『曖昧ミーMIND』だけは回避して欲しかった。
それが『愛の園』でまさかの『曖昧ミーMIND』の振りですよ。
一番嫌な箇所だけサラッと混ぜてやがるんですよ。
んで、何事も無かったかのように元に戻るんです。
HAPPYな所を銃で撃ち殺される。そして無理やり蘇らせて
またHAPPYにさせやがるんです。どんなプレイだって話だよ。
しずかちゃんの入浴シーンも小学生までだっつーの!
中学生ドラえもんじゃアウトだっつーの!


印象に残った部分といえばこんなところでしょうか。
『恋 ING』や『I WISH』は省略します。多分ずっと省略。
最後は「辻希美でしたー」と挨拶するのの。
結局、Wの曲は一切やらなかったけど
少しの寂しさと多くの安堵感が残りました。
Wの曲はカヴァーを除いて二人の為に創られたものばかりだから、
そのどちらかが欠けてるのを見てもきっと喜べやしない。
あと、曲をやらなかった事であいぼむ復帰後に
Wの曲をまた二人で歌ってくれるんだという希望が持てました。
あぁ暗い文章になってきたな…。


はい。冒頭に書いたように今回のハロパは良くも悪くも曲重視なので、
セットリストを見てお気に入りの曲が多かった人には
きっと満足できると思います。
今はMCの方もかなり面白くなってきてるようですしね。