『絆』

ライヴ会場で二人が卒業発表をした時、
参加した人達のあいののに対する意見は様々だった。
「嬉しそうだった」「複雑な表情をしていた」etc、
中には「無理矢理言わされていた」という者も。
その場に居合わす事ができなかった私は二人の声(音源)を聴いてみたが、
紛れも無く喜びに満ちたあいののの声がそこにはあり、瞬間私のスタンスは決まった。

そして先日。ハロモニ。にて二人の卒業に対するコメントが公開された。
ライヴ会場の決められたコメントではなく、
あいののの心情を語ってくれた本当の言葉。

「あーでも娘。卒業かっていうのも、
 あっ悲しいなって思ったんですけど
 これはいいきっかけって言うか、次に自分が成長するチャンス」(あいぼむ)

娘。を卒業する事を悲しいと思ったあいぼむ。
この当然な感情を改めて口に出してくれただけなのに凄く嬉しかった。

あいぼむ、そして特にののが娘。を心底愛しているのは知っている。
だからこそ、私は自分でも気付かない内にあいのの卒業発表というニュースより、
余りに爽やかな笑顔で娘。卒業を報告された事の方に驚いていたのかもしれない。
卒業が悲しいのは当たり前。
それを微塵も見せずにあれだけの笑顔でコメントした二人は改めて凄いと思った。

今回のハロモニ。卒業コメントはどれも心に染みるものばかりだったが、
その中でも至高のお言葉がこれ…

( ´酈`)<あいぼんで良かったなって思いました

<のんとならなんだって出来ちゃうかも!

親友とかライバルとかそんな次元を超越した絆。比較対象すらない。

以前のミニモニ。でAYUに出演した時、

鮎「双子って言われないですか?」

あいのの「いや、よく言われます」

鮎「何が似てるんだろ?顔は似てないですね」

こんなやり取りがあった。
世間のあいののに対する対する認識もこれに近いものだろう。
スタッフにまで「辻加護さん」と一緒に呼ばれたりする事もある、あいのの。
私はこの『個』を重んじず本当のセット扱いする輩が許せなかった。

だが、『双子』と言われながらも似ていない。
性格も対照的。
こんなコンビが他の何処にいるというのだろう?
これ以上ない阿吽の呼吸と、他に類をみない言動力が
似てない二人を『双子』のようにまで思わせるのだ。

『双子』のように思われるあいののは勿論の事、
対照的な個性を発揮する機会も創って欲しいと思う。
全てはあいののが望むままに…



<ポッポー!!