『得手に帆を揚げよ』

≪初めに≫

ここはでんでんという男が加護さんは神であり、
辻さんは奇跡であることを改めて語っていく日記です。
特技は「あいぼむの為なら笑顔で人をコロれる」だけですが、
可能な限り彼女達の魅力をお伝えしていくつもりです。

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遂に彼女が動いた。
誰が見ても別格でありながら、どのユニットにも配属されなかった子。
子供最終兵器-----梨沙子が。

湘南瓦屋では抜群の演技を見せ、続く『ほたるの星』でも
監督が手放しで誉めるほどの演技だったという。
演技ではお墨付きの彼女。
だが、バックダンサー、ZYXの代理、４KIDと歌の世界では
どれもギリのラインでのみ参加させていた事務所が遂に動いた。

『Berryz工房』

梨沙子を筆頭に雅、茉麻、舞波っ！、熊井、と
キッズの精鋭を揃えている。
娘。メンバーとの抱き合わせ商法をせず真っ向勝負。事務所は本気だ。
この中に私のダンスのライバルである村上が居ないのが
不思議というか、あり得ないのだがZYXの顔として
残しておくつもりなのだろう。

梨沙子を一目見た瞬間から、彼女は時代を変える逸材だと
感じていた私。だが、このBerryz工房に関しては正直微妙だ。
もう少し待って欲しかった。
何故なら歌っている時の梨沙子の表情が、
頭の悪…いや、トリッキーすぎる。非常にかんばしくないのだ。
厚生年金で見た限りではダンスの方も
一人豪快にワンテンポ遅れて踊っていた。
相当なヤンチャっぷりだった。

ヲタの間でも梨沙子を知らない者はまだ沢山いる。
世間が菅谷梨沙子を認知するのはこのBerryz工房からだろう。
ならばこそ、事務所には梨沙子を歌の世界でも完全体にしてから
送り出して欲しかった。
この部分だけが引っ掛かる。
吉野家の肉の９９％がアメリカ産だというなら
残り１％は一体どこ生まれやねん！っていうくらい引っ掛かるのだ。

だが、火蓋は切って落とされた。

私は梨沙子の才能は理解しているつもりだが、
露出が少ない故、彼女の性格はまだ詳しく知らない。
先日行なわれたイベントに参加した友人の話だと、
梨沙子は前の人のコメントをコピー＆ペーストしてたという。
その割りに雅がコメントに窮した時には助け船を出そうし、
更には、
「好きな食べ物：かぼ茶スープ」
「嫌いな食べ物：かぼ茶」
と答え会場の空気を完全に持っていったという。

バカという名のハットトリック達成だ。
でも、ただのバカじゃない。大いなるバカ。愛すべきバカ。

これから時代は変わる。
子供嫌いな大人が「ば〜かっ！梨沙子は別腹なんだよ！」と
開き直る新たな時代が。

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ここはでんでんという男が加護さんは神であり、
辻さんは奇跡であることを改めて語っていく日記です。
でも梨沙子は別腹です。