『モコモコ』

「無い…」
「無い…」


「モコモコが売ってない!!」


天下のあいののが宣伝する商品という事で
一度試食してみようとスーパー、コンビニで
共に三軒ほど探したが見つからない。


2000年5月にバニラ味として発売されたというモコモコ。
その後モカチョコ、キャラメルと続いているのだが、
天下の台所・大阪ですら発見できなかった。
代わりにこの系統はほとんどニッシーンの商品で埋め尽くされていた。
つまり…


売れてない商品をあいののは宣伝する訳だが。


腹立たしくも悲しくもない。むしろ非常に喜ばしい。
これであいののの影響力がどれだけ凄いかを
世間に知らしめる事ができるいい機会だから。


お茶漬け、ふりかけのイメージが強い永谷園が、
社運を賭けて勝負に出た。
商品的には4年前とはほとんど変わりない。
だが売れる!確実に売れる!
早くもTOPIXと子供達のおやつに影響を与えているという話だ。
加熱調理ゆえに鳥インフルエンザにも対応できるし、
地球と養鶏関係者にやさしい商品となっている。


肝心のCMも観たがありえない完成度の高さである。
デビュー当時ならともかく16歳という年齢で、
あの被り物との一体感はなんぞな?
クレアバのようなクールから、被り物までこなしてしまう
あいののの振り幅の大きさには改めて尊敬する。
そして、被りものをして同じように「モコモコ」言いながらも
二人から感じる雰囲気が全く違う所も素晴らしい。
(長くなるので理由は省略)


国家100年の大計ともいえるあいのの起用により、
永谷園の歴史は中国より続く事が確定した訳だが
一つだけ気になる事がある。
それは関西系の番組で司会者が言ってたこの言葉…


加護ちゃんがアドリブを入れた為、何度も撮りなおした」


誰ですか?加護師匠のアドリブを止めさせたドアホウは。
スポーツ選手がベタな演技をし、大物気取りな俳優が
ボソッっと一言喋っただけで数千万ものギャラが貰えるCM業界。
そんな中、天下のあいぼむがゴッキゲンでアドリブを
披露してくださってるのですよ。
何の為にあいののを起用したのか判ってない。
判ってないよドアホウ監督。


こち池ではスタッフ皆がアドリブに期待し、
それに応えてきたはずが、今度はアドリブをするなという。
あいぼむの心中を察すると胸が痛すぎる。


あいのの二人の卒業に微塵の不安もないが、
世間、そして芸能界が早く二人の真の実力に
気付いて欲しいと今回の件で改めて思った。




■□■□《つらつら》■□■□


滋賀、神戸のさくらコンに参戦してきました。
相変わらず、よっすぃ〜とあいぼむのアドリブの
応酬が素晴らしかったです。
娘。の中でも屈指の“計算した笑い”をできる二人が
アドリブを被せあう。緊張感ありまくりです。


ライヴの最後の最後の挨拶でよっすぃ〜と手を繋いで万歳するあいぼむ。
Mステで梨華っちにキスしていたのの。
あいののの卒業が決まってから4期の絆を更に強く感じるようになった。
最後のさくら、最後のおとめ、その後は4人が揃った
モーニング娘。のコンサートツアーがスタートする。
きっと最高のライヴになる。きっと。