『ブレーメンの音楽隊』〜神降臨!!(2回目)〜

犬塚家の重い空気を入れかえようと孤軍奮闘する雛子。
健志の部屋を掃除したり、ラジオの落語で元気づけようとするが、
タイミングの悪さも手伝ってなかなか思うようにいかない。
だが、雛子の人を思いやる心と持ち前の明るさは
少しづつ犬塚家の心を開かせていった…。


雛子はのんびりした性格だけど、強い意思を持っており
芯はシッカリしているという事が判った前回の放送。
今回は『日米会話手帳』で憶えた英語で、
実際に米人と英会話をしたり
「卵を生ませる事ができるから」とメスのヒナをお礼に
貰ったりと知性が光る一面をみせる。


今回一番感動したのは学校に編入手続きをするシーン。
ニワトリを見た奥様が、健志の引き篭もりとなった
原因を語り泣いているところを雛子は…


「奥様、泣いたらあきません。気持ち言うのはそばにいるもんに
伝わってしまうんです。奥様が泣いてばっかりやったら
ぼっちゃんかて、いつまでもジメジメ言いますよ?」


と、励ます。
学校に向かう前には、奥様から解雇されると勘違いして
必死に謝っていた子が今度は奥様を強く諌めているのだ。
これこそ解雇されてもおかしく無い状況だろう。
でも奥様は不快に感じることなどなかった。
雛子の言葉が、自分と健志の事を心の底から案じる
清廉なものであると判っていたから。


このセリフの後、雛子は自身の体験談を語り
奥様を元気づけようとするが最後に
「あれっ?なんの話でしたっけ?」と見事にオトす。


「あれっ?なんの話でしたっけ?」


現実のあいぼむと良く似ている。
緊張感のある場面、空気が重くなりそうな時、
言葉の最後にノンビリとした言葉を入れて
その場を一瞬で和やかにさせるあいぼむ。


「忘れ物をしたりとドジな役柄は
私そっくりで演じやすかった」     


と、以前あいぼむ自身も語っているように、
このブレーメンはメンバーの個性を理解し生かしてくれてる。
現実も同じように周りを引きこんで、
空気を変えてしまうあいぼむとののたんだけど、
その質は全く違うというのがこのブレーメンでよく判る。


脚本家の人は仕事の為に娘。を勉強したとか、
そんな次元ではない理解力を持っている。
理解された上の台本だからこそ、
ここまで素晴らしい作品になっているのだろう。
いくらミニモニ。が起用されてるとはいえ、
番組側がただの視聴率稼ぎにしか捉えてなかったら
私もここまで毎回熱く語る事はなかった。


NHK!あんた漢だよ!
そして脚本家の藤本有紀さん。あなた生粋のミニモニ。戦士ですね?
心から敬意を表します。
これからは親しみと尊敬の念を込めてニックネームで呼ばせてください。
藤本だからミキティがいいですか?
…いや、それは無理っす。勘弁してください。
できれば“ゆきどん(脚本家)”の方向で。


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<最近のメルフォレス>


>無記名さん
確かにWは楽しみですよね。
私は最初は全てのライヴに参加すると思いま…いや、鉄板です。(笑)

>無記名さん
ミニモニ。好きなんですか、嬉しいです。
チャチャチャのCDを買ってくれるともっと嬉しくなります。

>無記名さん
そうですね。あいぼむは神だし、ののは奇跡しちゃってますね。

>無記名さん
奈良のおとめコンは私も参戦してましたが、
確かにあいぼむコール凄かったですよね。
娘。のように集団ならまだいいけど
Wがもし奈良でライヴしたらと考えると
いろんな意味で恐ろしいです。(苦笑)

…って、


みんな無記名やん!!(w