娘。in大阪城〜ミニモニ。編〜

黒ジャンケンが流れ、一人ずつミニモニ。ポーズを
決めていくメンバー達。
『ジャンケン』と『ミニモニ。ポーズ』。
ミニモニ。の象徴ともいうべきこの二つを我々に見せつけ
改めてミニモニ。の偉大さを確認させる。
彼女達に笑顔は無く、貫禄の一言だった。


『ラッキーチャチャチャ!』が流れると同時に顔を上げ、
笑顔で踊り始めたミニモニ。
難易度の高いダンスに、大人から子供まで楽しめるような
簡単でいて深いメロディ。初期を彷彿とさせる
ミニモニ。の原点にして真骨頂がここにあった。


ミニモニ。と観客が一体となって笑顔で楽しんだ一時だった。
私も無心になってはしゃいだ。
彼女達と過ごせる残り少ない時間を計算してセンチになるより、
一瞬一瞬を胸に焼き付けたかった。
この先の展開など考えなくなかった。


でも刻は残酷にもやってくる。


明るく元気なミニモニ。らしいMCであいぼむは仰られた…


ミニモニ。は永久に
不滅であります!!



みんなの心の中に存在し続ける
スーパーユニットであります!!


続けてc/wの『笑顔のデート最後のデート』を歌い、
最後はマイクでM。を作り一礼してステージを去って行った。


永久に不滅であります…
みんなの心の中に存在し続ける…


最後のマイクといい、正直どこかで見聞きしたものばかりだった。
でも、あいぼむに言われて初めて言葉の重みが伝わってくる。
ミニモニ。は解散しても、これまでの功績が無くなるわけじゃない。
愛すべき名曲達も、あの至高の空間も全て存在したままなんだ。
当たり前すぎる事だけど、ミニモニ。に言われて初めて気がついた。
埼玉のラストを最後に、ミニモニ。魂(赤白手袋)を
封印するつもりだったが、それはミニモニ。を否定する事に繋がる。
私は今までどおりにミニモニ。を応援すればいい。
ただそれだけでよかったのだ。


今は少しでも多く心にミニモニ。との思い出を増やしたい。
心の中のミニモニ。をもっと大きくしたいから。
埼玉最後の日まで…