『ミニモニ。PJ』

活動停止まであと約2週間。
今回のPJに最後の出演となってしまったミニモニ。
ミニモニ。ポーズを決め、ミニモニ。らしく最後まで明るく元気だ。


PJ初登場のシーンから昔を振りかえっていた。
「ドンドコドンドコ〜♪」とスタジオに乱入するミニモニ。
映像を見つめてるメンバーから楽しげな悲鳴が聞えてくるが、
その中に「ちょっと待ってー」と耳慣れない
低い声も混ざっていた。


あいぼむの関西弁だ。


ほとんど聞いた事がない加護師匠の素の関西弁。
それをまさかこんな所で聞けるとは…。
自分の個性を発揮できるキッカケとなった初期のミニモニ。を見て
当時の頃を思い出していたのだろうか。嬉しい瞬間だった。


やぐからのメッセージという粋な計らいもあった。
ミニモニ。を抜けようとも、やぐの存在の大きさは変わらない。
それこそ永久欠番ともいうべきもの。
ミニモニ。という枠を越えて何時までも絶対的に信頼されてる
やぐリーダーにはただ「ありがとう」という言葉しか見つからない。


更にはつんくミニモニ。に最後の言葉を送る。
他のグループと違うのはね僕の中で「ジャンケンぴょん!」という
フレーズを引っ張り出させてくれたのは彼女達のアーティストパワー。
日本でもこの先こうゆうグループは中々出てこない。


最近の曲解説や言葉を聞いてると、ただの気の触れたおっさんにしか
思えなかったつんくがここに来て正気に戻った。
自分の考えをユニットに植え付けるのではなく、
ミニモニ。から発するイメージから言葉を連想できたというのだ。
夏先生はあいぼむの思いついたダンスを積極的に曲の中に取り入れてる。
曲やダンス、トークで無理矢理色を出そうとするユニットが溢れている中
ただ存在するだけで、ここまで個性を強烈にアピールできる
グループはつんくの言うようにこの先中々出てくる事はないだろう。


つんくの話を真剣に聞いているあいぼむ。
込み上げてくる悲しみをグッと抑えた表情を見せるのの。
曲に入る前、ぼむがつんくに一礼する。それに合わせてミカも一礼。
ステージ登場時には逆にミカが真っ先にミニモニ。ポーズを決めて、
他のメンバーも合わせてポーズ。


今頃になってミニモニ。の真の素晴らしさが
理解できるようになってきた気がした…。


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先日、横山光輝先生がお亡くなりになられました。
私が歴史に興味を持つようになったのも、
小学生の頃読んだ『三国志』がキッカケでした。
歴史は古臭いもんなんかじゃない、
考え方とか思いは今も昔も変わらないんだって事を
先生から教わりました。


昭和47年。私が生まれる前から書かれていた三国志
時代が変わろうとも名作は何時までも
引き継がれていく事でしょう。
横山先生。どうぞ安らかに。


ジャーン ジャーン ジャーン…