『岡女合唱部〜あいのの第三空間〜』

最初から期待はしていたけど、期待以上でした。
寺田を蔑ろするようなブラックな部分は、
一部の朴念仁には理解できないんじゃないかと心配もしましたが、
(隠し芸の時、娘。の態度がネタだと理解できずに
 TV局に苦情を寄せるような頭の悪い子がいたらしい)
今回は番組の最後に『このあとモー娘。真実の姿!!』と、
テロップを流してメンバーが寺田に謝る姿も
最後まで放送されてましたからね。少しは安心です。


かおりとやぐが場を引き締め、梨華っちが叫び、
よっすぃ〜は穏やかにつんくを叩きのめす。
素晴らしいコンビネーションです。
藤本さんは戦国時代に生まれていたら天下狙えてたでしょうね。
眼光が鋭いから怖いとか、そんな表面上の事じゃないです。
もっとこう、生物学的に人間よりも少し上の動物の気がします。
食物連鎖ピラミッドの頂点辺りにいそうです。
自分が軽く目をそらしたから言ってるんじゃないです。
ビビってなんかいません。ただ…太陽が眩しかっただけ。


ミキティのように世間の(勝手な)思いこみをそのまま利用し、
誇張してキャラを演じたり、梨華っちには意外性を持たせたりと
台本書いた人は相当娘。を勉強してますね。
そして娘。が好きなんだとヒシヒシと伝わってきます。


今の一般人が娘。に興味を持ったり、好きになるキッカケは
コアなハロモニ。よりも岡女かもしれません。


さ て 、 我 等 が あ い の の で す が。


最前列で岡村の切り札として大活躍する二人。
もうすぐミニモニ。は活動を停止し、夏には娘。を卒業、
6月にはののたんは17歳、それがどうした?僕どらいもん。
あのお二人には時の流れは関係ないです。



 
( 'д')<かなんなー。しんどー。


( ´酈`)<これはこれでええやん!!



腕組みをしながらガチで関西弁を話すあいぼむ。
真剣な表情ながらもどこか発音がオカシイのの。
この対比が素晴らしい。


この後、岡村に続いてチャーリー浜のマネをする
加護師匠は更に凄かった。
表情は作り込みつつ、声はエンジェル丸だし、
それを慈愛に満ちたオーラで包みこみ、さあ召し上がれ状態だ。
笑いを取りながら、同時に相手を萌え殺すなんて
高等すぎるって加護師匠!!
たまには敷かれたレールの上を走ってくださいよ!!(超笑顔で)


そして番組のトリを務めたのがのの。
「これはこれでええやん!!」と、終始これしかセリフはなかった。
どんな芸人だろうとこれだけで爆笑を誘うのは不可能だっただろう。
だがののたんはやってくれた。


岡村の右手が少し動いた。
お約束の合図だ。
さあくるぞ。くる。


( ´酈`)<まあ…これで…これは…これで…いい


奇跡きたゎぁぁぁ〜〜〜〜!!


そんな展開誰も読めないって!!
バカボォンのパパでもそんな事言わないって!!
そりゃあ岡村も素で笑いますよ!!「天才」って言っちゃいますよ!!


テロ、日米外交、年金問題、地球を冷ます方法etc、
一度ののたんに相談してみれば
何か解決方法が見つかるかもしれません。



「汝なすべし」より高いのは「われ欲す」
「われ欲す」より高いのは「われ在り」  
もはや他律でも自律でもない、無垢であり、忘却であり、遊戯である
「黄金の自然」がののたんに現れる。