『ごっちんin大阪厚生年金会館』

先週の土曜日、ごっちんコンに逝ってきましたので軽く感想を。


餃子王国栃木からごっちん右翼のまこっち氏が大阪にやってきた。
開演まで時間があったので公園の中、二人でマッタリしてると
ヲタ体操だか何だか知らないがヲタがZYXや工房の音楽を流し踊ってた。
ごっちんの曲はほとんど流れない。
まこっちキレ気味。俺困惑。


そのうちチャチャチャ!が流れ、そのヲタ達は
細部までマスターしてない中途半端な振りマネで踊り出した。
俺キレ気味。まこっち困惑。


ごっちんのライヴ中にもこんな調子で節操の無い事をされるのかと
不安になったが、まこっち曰く「ライヴ中はやってない」と言われた。
それでも一抹の不安はあったけど…
ライヴを観た今なら言える…


「やらない」じゃなくて誰も「やれない」んやん!!


サーチライトに照らされて、ルパム三世を思わせる
華麗な動きで登場するごっちん
重厚な世界観『ペイント』で会場を一気にゴールドに染め上げて、
『抱いてよ!』『やる気』にて一気に畳みかける。
バラードをしっとりと歌ったと思えば、
お次は稲葉と尋常じゃないダンスで客を酔わせる。


そこには下手な振りマネや寒いヲタ芸など入りこむ余地はない。
華麗な舞いに酔いしれるのみ。
あーやの時にはお荷物にしか思えなかった稲葉もアラ不思議?
ごっちんコンでは水を得た魚のように生き生きしていた。
只のオバハンが美少女に大変身!…はしませんでした。


これまでの主力がメドレーに組み込まれてるのが痛いけど、
逆に言えば色の統一されたアルバムのクールな世界観が伝わってきて、
溶け込みやすかったです。
難を言えばそれゆえに、あの取り調べのコントは不必要かと。
悪い意味で空気が変わり現実に引き戻された気がします。
MCも少ない感じだし、それなら全てを真金色で統一するというのも
アリだったとは思います。


ライブ終了あと。


前回に比べると格段に深みを増した今回のライヴ。
良く言えばごっちんを本当に好きな人には最高の内容だと思うし、
悪く言えば一般受けしにくいと思った。
で も
暴れヲタに、小さな子供、女の子、
会場にはいろんなタイプの人がいたけど
みんな笑顔で楽しそうに帰って行ったのが印象的でした。
静かで難解な世界に引き込みながらも、
観る者の気持ちを満たす事ができるごっちんはやっぱり強い。



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(※ヲレヲレレポ)



今回は三階最前通路だった為か、
警備員が尋常じゃないほど厳しかったです。
初見だし別に大して踊るつもりも無かったのに…。


ごっちんが出てくる前から何故か注意されまくって、
“ペイント”の時点で既に真横にピッタリマーク。
“抱いてよ”辺りからは座られちゃいました。
んで、更にショックだったのは“サヨナラ”で足を抑えられた事。


なんでやねん!!バラードでそんな動く訳ないやん!!
俺の動き観てたら判るやん!!
君はアレやろ?美少女クラブ21の中に数名ブサイクが混ざってるのも
気付かないタイプやろ!? 


メドレー辺りで軽くジャンプしたら
「下の人がケガする恐れがあります!」なんて事も言われました。
「下の人」って何ですか?僕はどうでもいいのかゆー。
心配ってよりむしろ「落ちて氏ね!」とか思ってたゆー?


当然『盛り上がる』では大変でした。
これだけ怒られてるし、別に今回は観るのが最優先だったんですがね、
警備員は許しちゃくれません。
「落ちついてください!」「落ちついてください!」と
連発された後、遂には…


「消防法ですよ!消防法!」


って、法律持ち出されちゃいました。
消防法の内容をいまいち知りませんが、
暫く動きが止まってしまいましたよ。
警備員やり手です警備員。


アンコールから最後の最後まで真横にいた警備員さん!あなた漢です。
この間は申し訳無かったです。
今後はもう2度と…多分、三階最前通路は取らないようにします。