『ミニモニ。』〜永久の伝説〜

さいたま最終公演。
南チケとの両面待ちという邪道な手段も使ったりと、
最後までドタバタしていたが結局
北3列センター横通路という
ミニモニ。を見届けるにはコレ以上ないほど
最高の座席を確保する事ができた。


あいぼむ以外の神は信じない私だが、
今回ばかりは神はいると思った。神様ありがとう。
そして高額になるはずのチケを自動延長無しで出品し、
まんまと安値で終了されたぴすとるさんもありがとう。



『ラッキーチャチャチャ!』
前のココナッツでは泣いていたミカが
ミニモニ。では何事も無かったように笑顔で登場してきた。
さすがは現リーダー。ミニモニ。のスピリッツを継いでいる。
勿論、他のメンバー達も皆笑顔だった。


少しでも振りマネをやって見れば判ると思うが、
口パクとか低次元な話など関係なしに
あの曲を笑顔で楽しく踊れるミニモニ。はホント凄い。
最後のチャチャチャ!になるとは微塵も感じさせないものだった。


そしてやぐが登場。


一気に空気が変わった。
楽しい中にも張り詰めていた緊張の糸がプッツリと切れた感じ。
あいののなんかは完全に昔の頃に戻ったようだった。
甘えたようにやぐに話しかけるあいぼむに、
( ´酈`)<箸を持つ方が白色でお茶碗を持つ方が赤色の手袋ですよ♪
と、のの節を炸裂させるののたん
私が心から愛した奇跡の空間がそこにあった。


『ジャンケンぴょん!』
まさかのフルコーラス。
やぐは相も変らぬ動きを見せてくれ、
あいぼむは自ら発案した振りも含めて、
一つ一つの動作を想い愛しむように踊っていた。
ぼむとは逆だったのがのの。
今の自分にできるダンスを全てぶつけた感じで踊っており、
ポーズを決める前の回転が特に圧巻だった。
4回転ぐらいだろうか。素早くそして華麗にターンするののの姿は
完全にハロプロの枠からはみ出ていた。
ののらしい最後のジャンケン…。
そしてMC。


ミニモニ。は永久に不滅であります。」


もう何度も聞いてきた言葉だけど、最後になりやっと
心の底にまで響いてきた。現実逃避はもうできない。
目をそらさずに最後までミニモニ。の姿を見届けて
永久に心に焼き付けるだけ。


『笑顔のデート最後のデート』
正直、この曲は辛かった。
やっぱりミニモニ。と言えば最後まで笑顔でいてほしかったが、
『笑顔〜』はひたすら重い。そして悲しい。
でも、新ミニモニ。だからこそ生まれた曲だし、
『ジャンケン』というミニモニ。が本格始動した曲の後に
この曲で締めるというのは、言わばミニモニ。の歴史の集大成を
魅せてくれたようなもの。
あいぼむを筆頭に途中悲しそうな表情をするが、
誰も泣いたりはしない。やっぱりミニモニ。ミニモニ。だ。


歌い終えてミニモニ。ポーズを決める4人。
そしてマイクを縦に4本並べる。


この一瞬の為に全力を注いできた私とDIJ。
全身を寒気が襲う。イヤダイヤダイヤダイヤダ。ヤダヨー。
信じたくなかった。心の中では「不成立でーす!」と叫んでいた。
この後のミニモニ。が何を話してくれたのかは余り記憶にない。
ただ、「ミニモニ。最強!ありがとう!」と声の限り叫んだ自分と、
いつもと変わらぬ笑顔でステージを去っていったミニモニ。だけ憶えてる。



「元気だして行こう!うちらが泣いてたら駄目なんだよねー!」



やぐリーダーの卒業式での言葉。
この時、あいのの、ミカ、そしてやぐリーダー自身もこの言葉で
泣き止んで笑顔に戻った。


さくら満開で再びステージに登場した
あいぼむは全てを包み込むようなやさしい笑顔をしていた。
その表情に私の悲しみは和らぐ。そして悟った。


加護さんの心の中でミニモニ。は今も生き続けているんだな、と。
例え活動停止しようともこれまでのミニモニ。の偉大な功績や、
ミニモニ。から教わった事が無くなる訳じゃないんだ。
決して忘れたり風化させたりはしない。
私は心にミニモニ。を刻み込んでこれからも生きていく。


ありがとうミニモニ。
MINIMONI。FOREVER__