『懐古と回帰』
ミニモニ。が活動停止してから3日。
あの日以来、一時たりともミニモニ。が頭から離れた事はないけど、
別に悲しみに暮れている訳じゃないし、無理に忘れるつもりもない。
なんだか不思議な感覚を体験しています。
前回はミニモニ。しか書かなかったけど、
あいののにとっては娘。ツアーとしても最後だったんですよね。
ミニモニ。が中心となったので、なっちの時に比べて娘。としての
イベントは何も行われなかったです。
あったと言えば最後に二人だけ残って
「加護ちゃんです♪辻ちゃんです♪」を披露してくれた事くらい。
私にとってはそれでも滅茶苦茶嬉しかったですけどね。
ののたんの「チャッキリなぁ!」が復活したのも最高でした。
最初と最後のライヴで同じMCをするってのも素晴らしい発想だし、
何よりもののたんがあの当時の事を忘れてないというのが
懐古主義な私にとっては何よりの言葉でした。
ミニモニ。の事だってそう。
昔から私の書き込みを見てくれてる人なら
気付いてると思うんだけど、
私はあいののとやぐの三人しかミニモニ。とは認めてなかった。
あの三人の創り出す空間こそが真理であり究極であると。
私自身ミカを認めてなかったのに、
加入当時のミカに対するあいののの態度を見てたら
絶対に許す事はできなかった。
けど、愚痴るのは嫌だったからなるべく視野に入れないようにした。
高ちゃんは好きだったけど、ミニモニ。になると感情が切り替わった。
あの妖艶な魅力は明らかにミニモニ。とは合わないし、
ミニモニ。を着ぐるみと捉えたり、
うたばんでジャンケンすら踊れなかったりと
ミニモニ。への敬意が全く見られなかったのも大きい。
二人とも自ら進んで加入した訳ではない。
怒りの矛先が違うのは判ってる。でも理屈じゃなかった。
___そしてやぐリーダーが卒業。
あいののが全てになった瞬間。
私にとってあいののこそがミニモニ。になった。
メイキングでは、あいぼむが「私が引っ張って行く〜」的な発言を
したりして、その気持ちは強まるばかり。
ミカが卒業でミニモニ。が活動停止なんて
一年前ならネタにも思わなかっただろう。
活動停止と聞いた時はショックだった。
単純にミカを恨みそうにもなった。
だけど、時期が近づくにつれて“全てのミニモニ。”を
好きになっていく自分がいた。
思い出す
国際派ユニットを目指すという事で
英語を武器にミニモニ。に加入したミカが、
『チャチャチャ!』では「Under the moonlight」の歌詞部分を
わざと日本語っぽく歌っていた事
思い出す
『ミニモニ。ソングス②』最速レビューの時、
ピストルと二人で「高橋を外しては書けないな」と話し合ってた事。
そして『笑顔のデート〜』を歌う彼女の横顔。
思い出す
二人と楽しげに話すあいののの笑顔。
Wはあいのの推しの私にとってはまさに究極の姿。
嬉しい。死ぬほど嬉しい。
ミニモニ。は活動停止になった方が
あいののがWに時間を注げるし好都合になる。
そう。ミニモニ。=あいののの私にとってはまさに好都合…
ん な 訳 な い 。
今頃になってやっと気付きました。
やぐとあいのののは勿論の事、ミカと高ちゃんを含めた
5人のミニモニ。が大好きなんだって事が…。
遅いね。自分。
小さな靴が玄関においてある
満二歳になる英子の靴だ
忘れて行ったまま二ヵ月ほどが過ぎていて
英子の足にはもう合わない
子供はそうして次々に
新しい靴にはきかえてゆく
おとなの 疲れた靴ばかりならぶ玄関に
小さな靴は おいてある
花を飾るより ずっと明るい
高田敏子