HELP!! 熱っちぃ地球を冷ますんだっ。

窪塚君を「氏を甘く見んじゃねぇ!」と言いながら
ぶん殴った後に、熱く抱擁してあげたいでんでんです。ウリホー!
えっと、咳が止まりません。来週月曜に再々検査します。
なんの検査かは秘密☆


土曜日にDIJ連番でミュージカルを観に行ってました。
内容は余り知らなかったんですが、
評判が恐ろしく悪いのだけは知ってたので
大して期待してなかったんです。


でも。


良かったっす!加護師匠素晴らしいっす!
ののたんも相変わらず飛ばしてるっす!
とりあえずあいのの右翼的視点では満足できましたね。


シダ植物研究会のののは、自由奔放というか
彼女が持っている自然な魅力を発揮してました。
ヲタなら誰でもののが抜群の演技力を持ってるのは
知ってる事ですからね。
娘。としてのミューはこれで最後だし、
ののの魅力を最大限に生かした今回の配役は嬉しかったです。


あいぼむはエコエコレンジャーとしてやぐと絡んでましたが、
ミニモニ。戦士の私としてはここだけでお腹一杯でした。
当然やぐがユニットのリーダー的存在なんですが、
今回は精神的立場が逆なんですよね。
あいぼむが環境(エコ)について考えるようになったのに、
やぐは戦隊のポーズ等、目先の事ばかり気を取られてるっていう。
斬新なパターンです。
この事について妄想するだけで1週間は語れますよ。


一番感動的だったのはミキティとあいぼむの絡み。


一部セリフを飛ばすが、初見の人は気付かないほど
自然な流れで平然と芝居を続けるあいぼむ。
だが、ミキティは逃さない。
話に乗りながらも速攻で突っ込みをいれてくる。
その突っ込みをサラリと流し、何事もなかったかのように
芝居を続けると見せかけて「〜セリフ飛ばしちゃったし〜」と
セリフの合間にドンブリを盛りこむ加護師匠。
ボケと突っ込みの狭間を行き交う、高次元の闘い。


ミキティの突っ込みが最強なのは知ってたけど、
こうしてあいぼむとボケと突っ込みを被せ合うのを
観るとホント凄いなって思う。
さくら寸劇で魅せた、よっすぃ〜とぼむのやり取りとは
また違った緊張感がありました。


余り書きたくないけど全体の不満点といえば。


◎ストーリー
ええ、まんまでした。最初に想像した通りの内容で驚きでした。
でもラストシーンで夕日が沈むのはGJです。
ベタは大好きです。大阪人ですもの。


◎脇役イラネ(゜⊿゜)
どのクラブにも娘。以外の役者さんがいるんですが、
その人が“オチ”に使われてて萎えました。
娘。が笑う事しかできない、ただのアイドルなら判るんですけどね。
そうじゃないだろと。
只でさえ14人もいて出番が少ない子もいたのに
娘。をもっと信頼して欲しかったです。


◎ライヴ
強引すぎておっさんパニくりそうになりました。
事前知識があったんで浪漫は頭をなんとか
切り替える事ができたんですけどね。
ネバフォゲとかわけわかですよ。
もう伝統も想い出も何もないよね。
ネバフォゲ→あなたの事忘れない→未来の環境考えよ〜→(゜д゜)ウマー
もう明日香とは完全に別ものとして観てました。


それで、一度劇に戻ってから今度は劇中歌で
最後を締めるんですが、これがまた最高に間が悪い。
空気が読めない暴れヲタが急増する現状の中、
皆初めはショボーンと座ってましたからね。
梨華っちが煽るのを見てから立ち始めてました。


…あらヤダ。不満書いてたら延々書けそう。


上記のように不満の全く無かったミュージカルではないんですけどね。
ムラが多い分、通常とは違った楽しみもありました。
今回の脚本家はあーやのリアルオーディションの時と同じ人なんです。
二つとも良く言えば自由度が高く、
悪く言えば何も考えてない(手抜き)傾向が強いです。
だからミュージカルにシッカリとした物語や展開を求めてる人ほど、
彼の作品に強い不満を持つんでしょう。当然だけど。


私の場合は「らしさ」というのも大事にしてますからね。
“演じる”のもいいけど、その人の自然体な魅力が
舞台で発揮されてるならそれで満足です。
批評家でもなんでもない、ただのファンなんだから。



物語の一番大事な場面。
地球の現状を知りつつも、結局はどうする事もできないと
諦めて開き直る人達に向けてあいぼむは言った。
「考えよう」と。
この言葉こそが樫田氏の真意。


樫田のおっさんは壮大な丸投げが大好きだ。
対応の仕方は人それぞれ。
エコを無理押しされたと感じるか。
環境の事を少しは考えたか。
全ては受けて次第。


私はとりあえず冷蔵庫は早く閉めようと
心がけるようにしました。
あいぼむが言っ…地球の為に何かしたくって。