二人のI WISH

〜夢を諦めない全ての人達へ〜


夢のお城の遠く遠く__
小さな街のそのまたはじっこに住む少女達の物語


“いつかはみんなでたどりつこう! いつかはみんなで一緒に!”


おそろいのジャンパーとおそろいの夢を持った少女達がいました


“みんなでいれば最高!だったはずなのに”


こんなんじゃいけない!
私達が集まったあの頃の夢をもう一度みんなに話さなきゃ


ひとりひとりに声をかける少女がいます
みんなは本当に忘れちゃったの?あの気持ち…
いつもみんなで集まったあの場所で
あのジャンパーを着て待ってるよ!
夕暮れの街はずれ
約束の時間 約束の場所へ



あの日からもう4年。
あの時一緒にいたメンバーも半数は卒業してしまい、
代わりに新しい子達が仲間になった。
いろんな曲を歌い、いろんな経験を重ねた二人が
最後に選んだのは『I WISH』。


久しぶりに『I WISH』のPVを観た。
当時は何とも思わなかった歌詞やメロディの一つ一つが耳に残る。
そして裕ちゃんの卒業から現在までのいろんなIWISHが
思い浮んでは消えていく。


4期メンバーだけで並んだり、
メンバー一人一人と絆を確かめ合った瞬間、
隣にかおりんとやぐが付き添った場面が
大阪城ホールで私が観た今のI WISH。


笑顔でやぐを抱き上げるあいぼむに、麻琴を熱く抱擁するのの。
二人が娘。に加入した当時や、5期が加入した頃には
考えられなかった光景。
何時の間にか当たり前になっていた光景。
メンバー皆から愛され、愛してきた二人が歌う
今のI WISHは二人にしか創り出せない世界だった。


モーニング娘。のメンバーになるという望みが叶った。
ユニットを結成するという望みも。
人々に更なる夢を与える為に二人は旅立つ。
あの頃の夢、そして今の夢をもう一度みんなに話してから…