【祝】あぁ いいなぁ…【発売】

Wとして初のオリジナル曲『あぁ いいな!』の
シングルが今、目の前にある…。


ドラえもんのEDで流れた時は曲の良さが理解できずに
発狂しかけたあの頃。
無かった事にして、早く次回作できないかと
現実逃避した時もあった。
今なら胸を張って何度でも言える。


『あぁ いいな!』は名曲だと。


こんなに曲の評価が変わったのは初めての経験です。
聴く度に新しい発見があって好きになる一方です。
ジャケ写の神秘的な二人と対照的に
ネコ型ロボット丸だしに写っている
裏ジャケ写のドラえもんには驚きましたけどね。


2人のドラえもんが手を取り合って
お互いを横目で見つめている構成。
普通なら「ジャケ写の雰囲気ぶち壊しやがって〜…」云々と
文句の1つも言ってたかもしれませんが、
なんせ相手は世界のドラえもむですよ。
そのドラえもんが2人に増えてまで
ダブルユーのマネしてるんですからね。痛快です。


恋のバカンスに続いて今回のジャケ写も
二人は一度も目線を合わせていない。
仲良しで評判だったカーペンターズもアルバム(NOW AND THEN)では、
お互いそっぽ向いているがこの時は「ホントは仲が悪いんじゃないか?」
とか「こんなの嫌やぁぁ!」とかなり不評だったらしい。
ところがあいののに対してそんな声は一切聞かない。
それは何故か!?


疑う余地も無いほど鉄板だからさ


二人の表情が神秘的で、現世離れしているのも原因の1つでしょう。
仲とか関係なく善悪を超越した芸術として存在するのです。
そこに裏ジャケ写の手を繋ぎあうドラえもむを見て
ちょっとした安心感を得るのですよ。この対比が面白い。


今更、普通に曲について語るのもアレなんで、
堂本兄弟での『あぁ いいな!』の生演奏の事で少し。


まず驚いたのが振りをしていること。
あの番組には他のハロプロメンも出てますが、
振りがついてた記憶は無いです。
リズムが取りづらいのも理由の1つかもしれませんが、
生演奏といういう事でグルーヴ、ライヴ(ロック)感を
強調させるのが狙いなんでしょう。


シンセとSEを主にした電気的な創りの『あぁ いいな!』は
あの楽器構成には特に向いていません。
それを見事なまでに“ロックななまず”に仕上げたω。はい最強。
振りも完璧にやるのではなく、ロックに振舞う所と
使い分けてるんです。お互い息が合った動きだったし、
きちんと打ち合わせされた上の事ですよ。もう凄すぎです。


今、二人ゴトにあいぼむとこんこんが出てますが、
ぼむがドラムについて語ったらしいですね。


なんか森高さんって、自分でドラムを自分の歌をドラムしたり、
自分でやったりしたんだって。
そうゆうの聞いて、女の人でも出きるんだぁと思って、
一回やってみたいなぁとか思った。(あいぼむ)


ぼむが影響を受けた森高さんのドラム。
その森高さんのドラムの師匠は、実は堂本兄弟でドラムを叩いてた
おっちゃんなんですよ。
妙な繋がりに一人で興奮してました。



苦し紛れと思われた『なまず』というワードも
“願いを叶えてくれる象徴”という深い意味があったし、
今の所Wに関してはつんくは全力で頑張っていると評価したいです。
作詞、作曲、楽器がしたいとゾーンプレスをかける加護師匠に
全力を尽くした作品を創りなだめるつんく
この緊張感さえあればダブルユーに死角なし!



※メルフォレスは次回させて貰います。m(_ _)m