『ロボ』と『キッス』
『U&U』がロングヒットを続け『あぁ いいな!』のTV収録が
先日も行なわれている中、
早くもω第三弾シングルのタイトルが発表された。
曲名は『ロボキッス』。
ロボという近未来テクノロジーを連想させる言葉に、
キッスという人間の情動的な部分を組合わせる事によって
異質な空間の中にノスタルジアを生み出している。
一言でいうなら藤子・Fしてる。
ロボというのでまたドラえもん絡みかと連想したが、
EDを続投するとも思えないし
なによりもドラちゃんはロボではない。人間だ。
あいつは誰よりも熱い人間だ。(拳を握りしめ)
ハロプロでロボの名の付く曲は記憶に無いが、
未来的な曲でロボな踊りをする曲なら知っている。
そう。娘。時代のあいののの代表曲『ミラコー』。
対して『キッス』のハロプロ関連曲なら沢山ある。
『そっと口づけて ギュッと抱きしめて』
『くちづけのその後』
『ラストキッス』
『100回のKISS』
御覧の通り基本バラードに見せておきながら情熱的で激しい。
そのアーティストにとってはどれも代表曲とも言える名曲ばかりだ。
手抜きの多いつんくだが、何故か“KISS”が絡まると最高の仕事をする。
彼の過去に何があったか知らないが、“KISS”というワードが
加わっていればつんくスイッチが入るのだろう。
浮気なハニーパイ(通称:KISSハニー)の場合は
つんくスイッチを入れすぎて多少ボタンが壊れた感じで特にクールだった。
曲名に『キッス』とつくだけで、名曲は保証されたも同然なのに
今回はそこに『ロボ』というアグレッシブなワードまで加えている。
今度のつんくの本気ぶりが怖い。ちょー怖い。
『恋愛戦隊シツレンジャー』などそれこそ世間では
あいのののイメージだったろうに、それを敢えてしないつんく。
いや、できなかったんだろう。
カヴァーアルバム『U&U』の大ヒット、あいぼむ作詞作曲宣言に
ののたん空飛びたい宣言。
背水の陣となったつんくが今ダブルユーで安い企画を立てれば、
それは自らの誇りを放棄した事に繋がる。
今、寺田はあいののに問われているのだ。
「オマイは本気出せばできる子か?」と。
背水の陣で寺田が繰り出す渾身の作品『ロボキッス』。
これは大いに期待するしかない。
※レスは次回させてもらいます。遅れまくってすんません。