『あゝ真希の調べ』〜大阪厚生年金会館〜

行ってきましたごっちんコン。
今回のツアーの評判がかなり良いみたいなんで、
最初から期待して行ったんですがとにかく圧巻でした。


ステージは白を基調としたギリシャ神殿(?)風のシンプルな創りで、
2つの階段が移動したりセットの一部が持ちあがったりしてました。
舞台の仕掛けとしては簡単だろうけど、
曲に合わせた使い方が上手いものだから
単純にして素晴らしい効果を生み出してましたね。


ツアーのテーマは『和』
今までにもハロプロのライヴでテーマってあったのか知りませんが、
今回ほどテーマに沿ったライヴは初めて観ました。
ってか、テーマとか聞かされなくても
ステージが『和』そのものなんですよ。


太鼓を叩いたり、殺陣したり…。
それらがただのパフォーマンスじゃなくて、
きちんと曲の中に溶け込んでるんです。


MCは短めでした。
賛否両論あるでしょうが、今回に関しては私は大賛成です。
ステージが1つの物語というか世界になってるんですよ。
あの世界がMCで遮断されるのは勿体無さ過ぎ。
最後の最後にMCで「どうよ?楽しめたかい?」って
貫禄しちゃうくらいがいいです。


ごっちんコンは一般の人(ヲタ)が参加しにくい」とか、
「宗教がかってる」とか聞きますが、
私は参戦しててそんな風に思った事無かったんですけどね。
Wコンが始まった今なら少し気持ちが理解できます。
比較したくないけど、ごちヲタはとにかく熱い。
ライヴ終わっても前10列くらいはひたすらコール続けてるし、
ヲタ同士の一体感もある。
W視点で見ると羨ましい限りでしたよ。


ハロプロ内で一般人からもっとも敬遠されてるらしい
ごっちんコンですが、今回観た限りでは
外に一番アピールできる内容だった思います。
ヲタ向けのVTRやコントもいいけど、
一般人に胸を張ってお勧めできるライヴってのも素敵です。


あーやコンの時は完全に浮いていたのに
今はまるで水を得た魚のように生き生きと踊る稲葉。
常に前進を続ける優秀なスタッフ。どこまでも熱いファン達。
ごっちんが環境を変え、環境がごっちんを変える。
やっぱりごっちんは大きいなぁ。