A HAPPY NEW POWER〜のの組〜

新5000円札を渡される度に軽く引いちゃうでんでんです。チャオ!
ってか、あの顔マジで怖いです。
私の中で樋口一葉はもはや『たけくらべ』でなく『貞子』のイメージです。


ハロプロコン。前回はミニモニ。についてしか書かなかったので、
今回はその他の感想でも…。
参加する前から『カラオケ』と比喩していたライヴでしたが、
その気持ちはライヴに参戦した後も変わりません。
曲に対するメンバー構成もそこに理由を見つけ出せない
ものが多かったし、不向きだなとも感じる所も多数あり。


つーか、『モーニングコーヒー』をカラオケするのはマズいでしょ?
白組の「圭ちゃんハイ!」のPPPHはまだいいとして、
紅組で「みうなハイ!」って何ですか!?「みうな」って!ネタやん!!
名曲、ヒット曲が並ぶ中、モーコーはぶっちゃけデビュー曲ってだけで
曲としてのクオリティは他より劣ると思います。
娘。としての第一歩、今のハローを築き上げた歴史的な曲として
セットリストに加えてくれたというなら、もっと気を遣ってくださいよ。
最終公演でオリメン+2期メンだけで歌うとか。
飯田さんはまだ娘。にいるんですよ。
まぁ何の躊躇いもなく「みうなハイ!」と叫んでるヲタが
多数を占めてたようだし私の考えが古いんでしょうかね。


こんな過去の想いに拘り続ける私が唯一、
過去と現在の繋がりを感じさせてくれたのが辻希美さんです。
娘。時代“秘密兵器”や“切り札”と言われ続け、
結局最後までその実力を発揮する機会が無いまま卒業した希美さん。
その彼女が過去の名曲を次々を歌っていくんですよ。
英語に苦労した『赤い日記帳』や、舞台袖で一緒になって踊っていた『恋ちゃ』とか
当時を知る者にとっては感慨深いものがあります。
『FIRST KISS』をシットリと歌い上げてくれたのもまた格別。
そこには元気な辻ちゃんではなくアーティスト辻希美の姿がありました。


プッチにもタンポポにも入れなかった時に
「どこがいけないんだろう?」と悩んでいたのの。
ミニモニ。で自分の居場所を見つけたけれど、
娘。でのポジションはいつまで経っても変わらない。


「どこがいけないんだろう?」


発声法を変えて、リズムの取り方を頭に叩き込んだ。
ダンスは好きになるくらい何度も練習した。
負けず嫌いの頑張り屋さんはとにかく練習したけど
娘。では一言パートを割り当てられるのが精一杯。


こんな状況、普通ならやる気を無くす。
行動が結果に繋がらないなら適度に済ませようとする。
でもののは違う。
「どこがいけないんだろう?」と純粋に向上心のみで練習してきた。
その過去から今まで頑張ってきた希美さんの集大成が
垣間見れたのが今回のハロプロコン。


悩みながらも全力で突っ走ってきた彼女の実力は
もう誰もが疑う余地はない。
未完の大器は完成せずにこれからも成長していく。