『Missラブ探偵』とメラ先生。

多くの犠牲者を出した憎むべきハリケーンに対して
カトリーナ”と命名するアメリカ人に
懐の深さと陽気さとバカを感じてしまうでんでんです。こんばんは!
ちなみに1992年のハリケーンは“アンドリュー”だとか。
アメリカンってやつぁ…。


9/7発売『Missラブ探偵』。
PV放送、おはスタとのリンク、各雑誌のインタビューから
その世界観が少しづつ明らかになってきました。
PVではマキアート、精霊呼び出しから現着ポーズまであるので、
キャラ&メルの続編的なイメージがあったけど、
二人に憧れる女の子という設定の曲だったんですよネ。
まぁ世間的にはそんな細かい事まで判るはずもないですが、
「Wカッケー!!」と感じてくれたら全て解決ぅーです。


ロボキッスを筆頭にこれまでのWのシングルは
Wにしかできない、Wの為に創られた曲ばかりでした。
おとぎの国から飛び出したような非現実的な空間。


つんくの仕事は素晴らしかった。
世間が思い描くダブルユー像をそのまま歌の世界で再現している。
娘。加入当時から二人を見てきた彼にしか出来ない仕事でした。
でもあいののにはまだまだ引き出しが残されています。
勿論つんくもその辺は熟知しておりc/w曲で
二人の可能性を模索していた感じです。


これまでのシングルに不満はなかったけど、
ダブルユーの別の一面を世間に知って欲しいという願いはありました。
遂に叶いました!『Missラブ探偵』来ました2ndステージ!


作詞 森村メラ
作曲 JOEY CARBONE/STEVEN LEE
編曲 MOTO G3


上記が『Missラブ探偵』のブレーン達。
既に公開済みとなった曲についてはまたじっくり語るとして、
この陣営の中で森村メラ(LISAGO)さんが特に興味津々です。
以前ピストルが彼女のブログを紹介してたけど、
こうして実際に曲(詩)を聴いた後だと
6月あたりの日記がこの曲に対するモノだったんだと改めて感じました。
では日記を要所age。


2005/06/08
詞はイケナイ・・何故?
詞は複雑になり過ぎて 純と不純が曖昧でアベコベに。


2005/06/11
今日は雨で どーりで 寝起きが悪いと思った。
ケダルイ状態で電話を幾つかし かかってもくる。
  (------中略------)
そんな日に限って 詩直しの依頼。
ポップス+ラップの詩を書きつつ 唄うブランディボイス。
物凄く良い声でラップ・・・気持ち悪い。
何か やたらと疲れて 目の前に★が飛んだ。


凄い。創られた狂気じゃなくて、吐き出す言葉が全て
詩となるようなモノホンの詩人を久々に見た感じ。
読点を使わないのもカッコ良すぎ。
よくも悪くも言葉遊びや曖昧な表現が多いつんくに対して、
メラさんの詩は空虚に見せてリアル。
それは雑誌で「今まで歌った事のない世界でヤバイ!」と
加護さんが発言してる事からも窺いしれます。


そんな天才詩人メラたんですが彼女の日記の中に気になる1日が。
2005/06/15
要求されたテーマが だから一体どぅーしたいのか さっぱり見えなくて
お陰で1回書き直しの 全然違う2パターン書く事に・・・


だから一体どぅーしたいのか見えないテーマ…
そんな注文する奴、俺は一人しか知らない…
あんただろ?…     
光  男  ! !


頼むから、頼むからメラさんの邪魔しないでくれよつんく
もういいから!向こう行ってていいから!
曲に対するコメントがいつもデタラメだなぁって思ってたけど、
アンタあのノリでメラさんに注文しただろ!


『白いTOKYO』の時のコメント。
高層ビルのそびえ立つ東京に降り積もった雪。
その都会のゲレンデで、スノーボーダーZYXがボーディングしている
姿をイメージして作りました。


こんな事言われたらそりゃさっぱり見えないっつーの!
メルヘン街道走りすぎだよつんく
恐らく書き直す前の曲が『愛の救世主(仮)』だったんだろう。
歌詞を是非見たかった。曲を聴きたかったが言っても仕方がない。
次回こそは完全に脱つんくプロデュースでお願いしたい。


あいののにとってもメラさんはかなり衝撃的な存在だったようで、
TVでも雑誌でも彼女の事を高く評価している。



从 ´酈`)<森村メラさんにレコーディングをやっていただいたんですけど、
      最初に「可愛く歌うのとカッコよく歌うのどっちがいい?」と
      聞かれたので「カッコよく」って答えたら
      「じゃあビシバシいきますよ」って(笑)
      


レコーディングの仮歌からWの意思を尊重しつつ
歌唱指導まで全て行なっているメラさん。



从 ´酈`)<詩の内容をじっくり考えながら読むと
       言葉の一つ一つに凄い意味があるんだなって思いますね。



つんく生きろ!


今回の『Missラブ探偵』を見聞きした世間の反応はどうなんだろう。
曲、歌い方、これほど“辻ちゃん加護ちゃん”の
イメージから離れた曲は今までのシングルにはない。
ラップに合わせてアグレッシブに踊るのの。
伸びやかに、そしてクールに歌うあいぼむ。
“双子じゃないのに双子みたい”な二人もいいけど、
こうしてお互いの個性を生かした曲が世に出るのが嬉しい。