Wソロファーストライヴ〜花どんたく①〜

本当に衝撃的な事が起きるといつも書き込むのを萎縮してしまう。
あの感動をどうやって伝えたらいいのだろうと。
何万言を連ねようと完全に伝えるのはきっと無理。
（ってか、DIJを筆頭にもう語り尽くされてるぅー！）
でも自分なりにポツポツと語っていきたいと思います。

◆集いし最強の猛者達。
空港にて地元の海人・番長＆のぞみ主義＆ピストルと待ち合わせ。
W単独コンの為に博多まで遠征してきただけあってみんないい顔してる。
その光景に「うむ、W推しの純度高いねぇ」と喜ぶ私に、
「亀ヲタが混じってるけどナー」といきなり手厳しい一言。
右翼気取りの私がいきなりの最下級層扱い。全く頼もしい連中だ。

◆どんたく会場到着
無限に広がる駐車場。無駄にやさしい警備員の誘導。
どんたくのスケールの大きさを感じた。
入場するとそこは花！花！花！
鑑賞用から販売用までそこら中に花があった。
『アイランド花どんたく』の名前は伊達じゃない。
一見、植物園のように思わせといて、アジアンレストランや
オリジナルキャラクターがいるなど随所にエンターテイメント色が出ている。
でもやっぱり植物園じゃん！などんたく空間。

道行く人は人生の折り返し地点を過ぎた先達たちが多く目についた。
子供もダブルユー戦士達の姿もほとんど見当たらない。
この師匠達がライヴが始まった瞬間にW戦士へと変貌するのだろうか？
どう転んでも「花買いにきた地元のおばちゃん」にしか
見えないけどただのカモフラージュなのだろうか？
謎は尽きないどんたく空間。

◆どんたく探検隊
ライヴまで時間があったのでピストル、番長と三人で
会場１番の目玉である『青い薔薇』を見に行くことに。
薔薇を直接見れるコースがあったけど、
他の展示品も見学したかったので遠回りしていきました。
色鮮やかで奇抜なデザインの陶器たちがズラリと並ぶ。
製作者の名前を見てみると…『エミール・ガレ』。
何故こんな所にガレが！？
花とガレには深い繋がりがあったらしいけど、
そんな説明文を読ませないほど早足で歩くピストル＆番長。
「ガレ？知らないよ」の一言でバッサリ。
私も詳しく知ってる訳ではなかったが、
作品から伝わってくる迫力を感じるだけでも十分見る価値はあると思った。
それを「ただの壷じゃん」で終わらせた不感症のピストル。
謝れ！ガレに謝れ！どんたくに謝れ！

青い薔薇までの途中、熱帯地方に生息するような貴重な花や
試験管で育った花など珍しい花を沢山見かけたが、
「熱い！」などと言って完全スルーしていく二人。
どんたくに何をしにきたのかと小１時間。
ダブルユー単独コン？そりゃ大前提であって、
会場となるどんたくを骨の髄まで味うべきでしょう。
地球温暖化を憂い、花を愛でた後にライヴでキチガイになる。これこそ通。

◆青い薔薇
現在まで世界中で２万５千種以上のバラが作り出されましたが
青色色素を持つ「青いバラ」は存在しなかったという。
英語では「ＢＬＵＥ　ＲＯＳＥ」（青いバラ）は
「不可能」や「ありえないこと」の代名詞として使われています。（HPコピペ）

世界初となる青い薔薇といよいよご対面。
先ほどまで死んでいたDIJが早速デジカメを取り出そうとするも、
室内は撮影禁止との注意書きが。
「ケッ！なんだよ！ケチ臭せぇなぁ！」 とDIJ。
前日まで青薔薇の存在すら知らなかったDIJ。
どんな花を見てもNON　STOPだったDIJ。
悪人と書いてDIJ。

肝心のブルーローズですが。正直萎れてました。
青といっても紫に近くてどこにでもあるような色。
近くで見ようとするギャラリーも少なく「こんなもんか」という
声（無言含む）が聞こえまくりです。
どれだけ技術の高い事でも地味だと意味がないという事を
ブルーローズを使ってどんたくが教えてくれました。サンクス。

◆アジアンタウン
ライヴまで時間があった為『ライブビュッフェ』という
レストランでバイキングをする事にしました。
店内で料理を選んでいるとリハの音が微かに聞こえてくる。
メロディは聞こえないけどリズム＆ベース音がはっきり。
曲バレしたくないのに元ベーシストのせいもあってか
ベース音が無意識に耳に入って次々曲が判ってしまう。
「俺は聞こえない。聞こえないようにしてるもん」とか
言ってる不感症のピストルがこの時ばかりは心底浦羨ましかった。

想像してなかった曲が次々と流れてくる。
「ただの地方のお祭りイベントでここまでやるのだろうか」
喜びを越えて半信半疑にすらなっていた私の耳に、
伝説の名曲が聞こえてきた。

合コンのMCで軽く披露したけど結局一度も成功した事のない曲。
最高のハーモニー、最高の表現力を必要とし、
正式にはまだどこでも歌われてない私のめっっちゃ大好きなあの名曲が…

ま　さ　か　！　？

※はい。ボツボツ語りすぎてそれこそまさかの
『どんたく祭りレポ』になりましたが次回から本編のライヴ突入です！
頑張ります！そんな目で見ないでください！