ハロ☆プロパ〜ティ2005NEO〜千秋楽〜

原町のライヴ内容を聞いてからは、千秋楽に対する想いよりも
まずはののとあーやの体調が気になって仕方なかった。
昼公演。腰にサポーターはしてるけど笑顔全開のあーや。
サポーターはしてないけど、少し微妙な表情に見えたのの。
いつも以上に元気一杯だけどどこか不自然に思えた…が、
原因はMCですぐに判った。


从 ´酈`)<松浦家の差し入れの煎餅を食べてたら歯の詰め物が取れたんです。
     

从 ´酈`)<んで戻してみたら上手くいったので今度はハイチュウを食べたら


从 ´酈`)<また取れてしまった。だから今すぐ歯医者に行きたいっ!



辻さん歯の詰め物を気にしてる顔だったんだね辻さん。


このMCで私の辻さんに対する心配はなくなった。
千秋楽の昼公演、そして4000を越える観客が見つめる中、
普段とほとんど変わり無い熱くて愉快なステージ。
松浦さんが軽くウルっとくる場面があったけど、
他はこれといって変わった所はなかった。
感動のフィナーレは夜公演に待っているのだろうと思った。


夜公演。
入場時の松浦さんが河童の着ぐるみだったり、
辻さんが『ね〜え?』でHGの軽いコスプレしたり、
MC中に何度も「これでラスト」という言葉が出たけど、
それでもステージの空気はいつもと変わり無い。
あの千秋楽特有の哀愁というか、終末感を味わうこともなく
どんどんと楽しい時間だけが過ぎて行く。


そして最後のMC。


加護さんの言葉
はい!1つ思ったことは、あいぼんいつも家に帰った後に、
あ〜今日色んな人の前で歌ったんだぁ〜って思ってなんか
変な気持ちになるんだよね。
なんかステージに立ってる時は歌手の加護亜依で居られることに
すごい幸せを感じています。


感動的なライヴの後ほど帰宅してお風呂に入ってる時とか、
「今日本当に目の前で歌を聴けたんだよなぁ」って
しみじみと思い返したりするんです。
家という見慣れた空間が夢と現実を繋ぎ合わせるのかもしれない。
加護さんも“与える側”として、同じような気持ちを抱いてたと
知って嬉しかったし、これが最後だ千秋楽なんだと切なくなりました。


辻さんの言葉
今日のコンサート楽しかった人!おーきくマルっ!
この7人が好きな人、おーきくハートっ!
あ、忘れてた。皆で一つになりたいと思います。
キタキタキタキタ!全員一緒にフォー!


最後の最後までフォー!です。エンターティナーと書いて辻希美です。
前の週の原町ではもっとも辛い思いをしたであろうのの。
その分このパ〜ティに対する想いも人一倍あったはずです。
ののが泣きだしたら多分全員が泣いたろうし、
メンバー達もファンもきっとののが1番感極まると思ってたはずです。
ってか、少なくとも私は思ってました。
そういえば娘。卒業時もそうでしたね。
しんみりするより最後まで楽しんで終わりたい。
辻さんのエンターティナー魂を今更ながら感じた締めくくりでした。


松浦さんの言葉
のんは、いつもフォ〜!フォ〜!言ってたなぁって
良く頑張ったなって本当に思います。
あいぼんは、なんかね、良く相談事とかを2人で話し合ったりしました。
あのぉ〜・・・今まで、なんかハローの中で、
仲いい人って言うとミキティしか言った事なかったんですけど
次からは「この7人もぉ〜!!」って言おうと思いまぁ〜す!!


ののには「良く頑張った」という言葉。
原町の一件もあるだろうけど、辻さんの言動がただのオフザケじゃないと
熟知してくれてるんだなぁとよく判る一言でした。


あいぼむには「相談事を話し合った」。
パ〜ティコン前半の頃。加護さんがブギトレを歌い終わった後のMCでは
いつも「あいぼん可愛い!」と誉め殺しだった松浦さん。
怖いくらい加護さんに対してはYESマンで優しかった松浦さん。
でもそれは裏を返せば対等な目線で見てない、
接してないという事と繋がる。
だから加護さんと松浦さんが相談事を話してるという事実を知って
滅茶苦茶嬉しかったんです。


あと、松浦さんがミキティ以外でパ〜ティの仲間たちも
「仲いい人」と言うつもりだと発言したのが、
このハロプロパ〜ティの全てを現しています。
あの孤高のカリスマがお友達宣言ですよ?


思えば千秋楽がアッサリしていたのも、
ツアーは終わっても彼女達の交友関係は今後も続くという所まで
来ていたというのも理由の一つかもしれません。
柴田さん&ののは焼肉を食べに行き、
あいぼむとあーやはこれからも相談事をする。
もう友達なんだもん。


あーやにWにメロン、どう見てもアンバランスなこの三組が
半年間苦楽を共にして最高の組み合わせに変化した。
ダブルユーにとって松浦亜弥は来たるべき日のお手本となった。
松浦亜弥はソロでは決して手に入れる事の出来ないものを掴んだ。
この半年間は無駄じゃなかった。そう確信した千秋楽でした。


みんなどうもアリガトウ!!