伏竜 紺野あさ美

お久しぶりです。
今、酒と女に溺れて毎日がゴールデンなでんでんです。
はい。言ってみたかっただけです。


ハローの歴史を変えた松浦さんの今回のツアー。
連日TVでミラクルを連発する辻さん。
書きたい事、書かなきゃいけない事は沢山あるけど
例の卒業について少し語ります。今更だけどね。


こんこんの卒業が発表された翌日の大阪娘。コンに参加してました。
MCで「早速ですが…皆さんにご報告があります。」と切り出すよっすぃ。
どよめく会場。一歩前に出る紺野さん。
「自分の中で将来こうなりたいという姿が具体的に見えてきたので…」と
公式コメントと同じ言葉だけど噛み締めるように言ってたのが印象的だった。
「卒業おめでとう!」とステージと客席から祝福される二人。
昼に高橋さん一人が泣いてる感じで後は悲壮感とか感じる事もなく終了。


小春が暴走したり、ミキティの放送コードに引っ掛かる表情があったり、
それはもう楽しいコンサートでした。
こんこんも普段通りに最後までニコニコ。ニコニコ。
ええ、それはもう楽しいコンサートでしたよ。


発表の翌日だというのに。


別に涙を期待してた訳じゃない。
顔は笑って心で泣くのがエンターティナーなんだから
お客を楽しませようする娘。は正しい。
そして一緒になって楽しむファンの姿もまた正しい。


でもライヴ終了後も「本当に何事も無かった」ように
振舞うファン達を見てなんだか寂しい気持ちもありました。
私もライヴ後は「レインボーピンク凄ぇぇ!」とか喋ったりして
人の事言えないんですけどね。その前にお前誰?って話なんですけどね。
みんな会場で笑ってお風呂で泣いたんだと思いたいです。
実はさいたまから本番でこの書き込みが「プギャー!(w)」って、
釣りになれば素敵だなって思います。


最近ネットで『青空の10人』という言葉をよく目にするようになりました。
黄金期の9(10)人に対する今の娘。達は青空の10人なんだとか。
恐らくアルバム曲から引用されたであろう素敵ワード。
今の爽やかな娘。達を比喩するのにピッタリだけど、
青空ってよく言えば無限、爽やか、で悪く言えば離合集散、薄い、軽い、
そんなイメージが私的には感じます。


裕ちゃんが卒業する時には他の推しのファンも一緒に悲しみ、
娘。の将来が不安になった。
幅広い年齢層の中で個性がお互い上手く引き立てあう。これが黄金期。


私は黄金厨です。5期メンバーは高橋さん以外認めてなかった。
正直こんこんなんて嫌いな部類だった。
そんな眼中にも無かったこんこんの存在が
いつの間にか大きくなっていきました。
「あっ、この子空手できるんだ」「頭の回転早いなぁ」
「結構意思も強そうだなぁ」「いいぞ!こんこん!」と。


私は自分に無い能力・強さを持った人が好きになる傾向があります。
こんこんの良さはその言動を深く考察しないと、
見逃すくらいマニワックだけどいつかはその能力を開放してくれると信じてた。
それがこのまま卒業とか無念極まりない。


青空の10人』の中でこんこんの役割は何ですか。
食いしん坊で、頭の回転早くて、おっとりしてて、頑張り屋、
人の一歩後ろを歩く控えめでやさしい女の子。こんな感じですか?
はい確かに素敵です。キャワキャワです。妹に欲しいです。姉もアリです。


でも、私がこんこんに魅かれたのはソレだけじゃないんです。
負けず嫌いだったり、頑固だったり、稀に毒を吐いたり、
もっと人間臭い部分も含めて好きだったんです。
心に思った事を遠慮せずどんどん言い放って欲しかった。


フットサルでは「だってのんちゃんは練習に来ないじゃないか!」と
己を解放していたこんこん。正直冷や汗かきました。
努力の結果が素直に反映されるスポーツと、
複雑怪奇な芸能界じゃ勝手が違うのは判るけど、
その気持ちを娘。で爆発させて欲しかったのがホント残念です。


大阪娘。コン補足。
相変わらず客席に反応していたこんこん。
ただ、以前の礼儀正しすぎる対応とは違い、
悟りを啓いたような感じで力強く手を振ってた。
これから7月の卒業コンまであと僅か。
加入から5年経ったこんこんの本気がやっと見られるかもしれない。
こんこん遅すぎるよこんこん…。