気持ちと言葉

「今日はこのコンサートを成功させたいので皆で楽しんで行きましょう!」


大阪厚生年金会館ワンダフルハーツ昼夜でのよっすぃーのコメント。
曖昧だけどこんな感じ。
瞳は若干潤んでいたけどいつも通りの気丈で頼もしいよっすぃーがそこにいた。


ライヴ中もいつも通りに振舞う彼女。
工房が歌ってる最中は辻さんを真ん中によっすぃー、梨華っちの
三人並んで雛壇に座っていた。頑固ファミリー、黄金の4期ラインだ。
雛壇なのにマイクで歌ったり、キッズのスカートをめくる仕草をしたりと、
ラクル2007を発揮する辻さん。
その彼女を叱るどころか、一緒に悪ノリしてはしゃいでる
モーニング娘。のリーダーと美勇伝のリーダー。
立場は違えどあの頃から変わらぬ時間がそこにあった。


彼女が今日の公演に出演すると知った時、
どう対応したらいいのか本当に迷った。
ドラマや漫画や波乱万丈みたいなTVの中の話だと思ってた事に
現実に直面するとどうしていいのか判らない。
彼女が出ると決めた以上はきっと最後まで
笑顔なんだろうという確信はあった。
だってファンに喜んでもらう為、夢を与える為にステージに立つんだもの。
同情は失礼でしかない。
でももしののや梨華っちが泣いてたら
自分は一緒に泣くだろうなという確信もあった。


ステージは大成功。
よっすぃーの件を忘れさせるくらい最後まで笑顔で
盛り上げてくれたハロプロのメンバーたち。
「プロだから」とか簡単な言葉では済ませられない絆を感じた。


よっすぃーがステージに出る事を決断した以上は
よっすぃー頑張れ!」なんて掛け声は絶対にタブーだと思ってた。
あんな事があってもステージに立ってるよっすぃー
何をこれ以上頑張ることがあるの?と。
かといって代わりにかける言葉が見つからず、
結局「よっすぃー!」とだけ声援を送っていた。


夜公演終了後。
幕が下りた後にどこからとなく発生した「よっすぃー!」コール。
その声の輪はだんだんと広がっていく。
℃-uteや工房ファンと思われし者も会場一体となって彼女の名前をコールした。
自分の推し以外はどうでもいいと考えてる人間の集まりだと
思ってたワンダフルハーツでまさかの一体感。
ライヴやコメントの最中には何も言わず(ライヴの邪魔せず)、
最後の最後によっすぃーコール。


コールが終わった後、みんな思い思いの言葉を
幕の閉じたステージに向かって投げかける。
もう彼女に掛ける言葉なんかで迷わない。伝えたい事は一つだけ。


よっすぃーありがとう!