加護亜依さんへ

昨日はあるだけのお酒を飲んでWの歌や映像を観ました。
自暴自棄になって下手すりゃ自傷行為でもするのかなって、
間違った期待してたのに酔わないどころか涙すりゃ流れません。
自分の中の人(でんでん)が全力で現実逃避してるのかな。


加護さんの天才的な言動に惹かれてデビューからずっと応援してきました。
“面白くて頭の回転も良くて可愛らしい加護ちゃん”と万人に愛されたけど、
自分はこの子供キャラと呼ばれた部分しか知らず
彼女を評価する人達に対していつも反発してました。
光と闇を合わせ持つあなたの奥深さを皆に知ってもらいたいと、
下手すりゃ加護さんが嫌われるような事も書いてきました。
去年のFRIDAY事件を知った時も、真っ先に浮かんだ感情が
「どうよ!これが加護さんよ!」だったしね。


今回は…さすがに耳を疑いました。
2月に事務所で社会勉強してる記事出した翌月ですよ?
もう凡人には何が何やらさっぱりですよ加護さん。
1年の謹慎の間に8キロ痩せたり、憂いの残る表情だったり、
目に見える部分だけで苦労の後アリアリじゃないですか!
決して呑気に一年過ごした訳じゃないし、過ごせないじゃないですか!
それをまた繰り返すなんてある意味絶対できないですよ。
最後まで自分の想像の遥か彼方にいるんだね。
歴史に残るお人だと確信はしてたけど波乱万丈な生き方すぎっすよ!
昭和・平成部門は間違いなくナンバーワンっすよ!


「やっぱり……歌いたい…」と言ってくれたのも本心だろうし、
今までTVやステージで魅せてくれた『加護ちゃん』も
キャラを演じてたんじゃなくて等身大そのものだったと信じてる。


そんな矛盾した二つの気持ちを持つ加護さんと、
生き様直球160Kストレートな辻さんが組んだダブルユー
自分は心底好きだったしこれからも多分、一生一番好きなユニットになる。
「双子じゃないのに双子みたい」
この曲解されねじ込まれたキャッチフレーズなんて改めて
VTR見直してみるとゾクっとする。狂気じみてる。最高。


加護さんの複雑怪奇な言動が結局残念な結末に結びついたけど、
別にアイドルだけが夢を与える職種な訳じゃない。
才能豊かな加護さんなら何でもできますよ。
何も加護さんの事知らないけど、奈良の田舎で一生終えようとする
人間でない事くらいは判ります。


「歌いたい」その言葉とあなたの勇姿を胸に残し
いつか再会できる日を信じて。今までありがとう!