東方見聞録〜東洋のカリスマ〜

前回『モー。10トークショー』と『記念展』のチケあげますよー☆と告知して
誰からも連絡が無かった人気者でんでんです。こんばんは!
今、エリカと酒飲んで語り合いたいです。


ひっさしぶりの更新です。
平日仕事・休日ライヴに明け暮れてましたよ。
誰のライヴの感想から書くか迷う所ですがこの人からっ!



YUKI LIVE 5-STAR in 大阪城ホール


はい。行って来ましたYUKIのライヴ。
無用な説明をするなら歌、歌詞、ファッションその存在全てが
独自の世界観を持ったカリスマ女性です。
この容姿で35歳の子持ちです。リアルにカリスマです。


まず大阪城公園駅を降りて目についたのは、
彼女のポスターなどを取り扱っていた露店の数々。
ハロプロ(アイドル)なら当然として
YUKIのようなアーティストも出店されてるんだなぁと驚きました。
更に彼女のファンはどうやら7、8割が女性のようです。
同性にグッズまで購入されて支持されている。YUKI恐るべし。


会場は立ち見席も出るほどの超満員。
サイリウム禁止となっておりヲタらしき人は皆無。
カップルとかオサレさんとかバラエティ豊かな客層でした。
私の座席はアリーナ後方です。
前方座席にはほぼ座りっぱなしのヤンキーもどきの女の子、
隣にはコスプレ(赤頭巾ちゃん)の格好をしたメルヘン女子。
斜め前には終始大騒ぎの二十歳前後の青年。
そしてそれらに囲まれているのががわたくしダブルユーヲタの残党。
カリスマとはいろんな人種を惹きつける要素があるみたいです。


このメンツの中で青年が特に目立ってました。
目立つといってもジャンプしたり「YUKIさぁぁーん!」と
叫んだりするだけ。ただそれだけで周りから好意的な笑いが起きてました。
ハロプロで言えばジャンプとか声援とか“標準装備”ですよね?
それがYUKIコンでは大注目とか凄いギャップを感じました。
青年一人だから微笑ましかったんであり、
もしハロヲタが5人乗り込んでいれば地獄絵図になったでしょう。


ライヴ中にもそのギャップは多々感じる事があり、
YUKIが散々煽ってるのに恥ずかしいのか客のノリがハローとは全然違う。
他のライヴも見てきて感じた事だけどハロヲタのノリが
飛び抜けてるだけかなと。良くも悪くもね。


肝心のステージですがそりゃもう圧巻でしたよ。泣いちゃいましたよ。
アリーナ後方でYUKIの表情なんて全く見えないはずなのに、
言霊を通じて彼女の感情が、そして表情がビシビシ伝わってくるんです。
背景の巨大モニターに映し出された幻想的な世界と
ステージの中央で歌ってるYUKIが違和感無く溶け込んで、
歌も詩もそして彼女自身も幻想世界と一つになる。
それは言葉で表現出来ない空間でした。


勿論ダンスにも触れるけど『JOY』を筆頭に“振り付け”としては
他に見た事がない独創性が高いものが多かったです。
YUKIはどんな曲だって立ち止まらない。
ステージの端から端へと駆け抜けたり、スカートの裾を掴んだり。
一見無駄だらけのようでいて動作の全てが心にスーっと入ってくる。
「心で歌う」とか使い古されたセリフだけど、
本当に心で歌った時には一挙手一投足全てがダンスになるんでしょう。


ソロ5周年記念という事で1年づつ成長していった結果として、
今の自分があるみたいなMCをしてましたがもうカッコ良すぎでした。
最後にローソクを消してライヴ終了するのですがスクリーンには
every day is mybirthdayの文字が。


アーティストとはなんぞやとか、いろいろ深く考えさせられたし、
前向きにさせられたとてもいいライヴでした。
加護さん表現者には年齢関係ないっすね加護さん。
辻さん子供連れてステージありだよ辻さん。