『松浦亜弥 CHRISTMAS DINNER SHOW』後編

『松浦亜弥 CHRISTMAS DINNER SHOW』前編

質問コーナーが終わると「クリスマスという事でお馴染みの曲を」と
ワムの『LAST CHRISTMAS』を歌ってくれました。
何気に今回一番楽しみにしていた曲です。
去年のmusic fair21でも他のアーティストとこの曲を歌ってるんですが、
HDとDVDに録画して年中観てたくらい好きなんですよ。


爽やかなメロディですが歌詞の方は結構ダークなの知ってました?


『LAST CHRISTMAS』 訳詞G.マイケル


去年のクリスマス 君に心を贈ったのに
翌日すぐにきみは捨ててしまった
だから今年は悲しい思いをしないように
特別な誰かさんにプレゼントするんだ


一度傷つくと臆病になってしまうの
それなのに遠くからでもあなたが気になるわ
ねぇ私の事まだ憶えてくれている?


あれからもう一年もたつのね
「ハッピークリスマス」の願いを込めて
「アイ・ラブ・ユー」の気持ちを贈ったのに
僕ってなんておバカだったんだろう
だけど 今キスをされてたらまた騙されてしまうよ


去年のクリスマス 君に心を贈ったのに
翌日すぐにきみは捨ててしまった
だから今年は悲しい思いをしないように
特別な誰かさんにプレゼントするんだ



多くは語りませんがダブルユーヲタの残党の気持ちになって
もう一度上の歌詞見てください。…泣いてないよ。泣かないよ。
この激熱ソングを敬愛する松浦さんが歌ってくれたんです。
英語力0なのに何故か和訳されて耳に入ってくるミラクル。
ここ2年間の出来事が走馬灯のように駆け巡った不思議な時間でした。


【印象に残ってるところ】
ステージを降りてテーブルの周りを歩きながら歌ってくれる所。
当たり前だけどファンは松浦さんが歩く場所へ皆釘付けとなります。
彼女の付近は大興奮。歌?なにソレ?状態です。
松浦さんが近づくとファン達はこっちに来てくれ!と言わんばかりに
ソワソワしています。が、中には授業中先生の質問から逃げるように
目を逸らしている子もいました。フフフ可愛いですね。


ボクだおっ!


なんなんなんなのアレ?生きた心地しねぇー!
松浦さんが歌いながら下界に降りるのはよろしくないと思いました。


【個人的にやっておきたかった事】
3年前。今回のホテルの隣(国際会議場)で松浦さんがライヴをしました。
椅子の横に簡易のテーブルが付いた会場です。
当時、大人へと成長していく松浦さんについて行こうと
『オリジナル人生』の時にこのテーブルを利用してセレブな鑑賞を
楽しもうと西洋の食卓を用意しましたが、
ただのアンチ、愉快犯な結果に終わりました。


それが今回は正式にセレブな雰囲気を味わえるんですよ。
『トロ恋』では片目を閉じてグラス越しに松浦さんを眺めたり、
因縁の『オリジナル人生』ではべやむとグラスで乾杯です。
松浦さんも椅子を使っての妖艶な振り付けを取り入れチェアープレイです。
凡人が椅子を使ってもただ下品とエロしか感じないけど、
松浦さんだとエレガントそのもの。ただ綺麗でした。
椅子も四本足でいい仕事してました。


ラストに歌うのは勿論『ダブルレインボウ』。
最初はピアノの伴奏だけで歌い後半リズム隊が加わるアレンジでしたが、
松浦さんの声の迫力というか空間を包み込む力がもの凄くて
ツアーの時とはまた違う力強さを感じました。
強い個性を持った曲だとは言えないけども、
その分松浦さんのその時の心情や成長が反映されるのかと。
等身大の松浦亜弥をそのまま受け取りました。


こうしてディナーショウは終了。
もし自分が結婚して子供が出来てもずっと家族で
参加していきたいと思える素敵な夜でした。
「あーや!メリークリスマス!」