『河童のなく頃に』

昨日、100円ショップの店の前にアメリカ人っぽい5〜6人の集団を見掛けました。
「カモン！」「レッツゴー！」と米語学力の無い自分でも判るような
単語を連発してその集団は店内に突入。
手当たり次第に商品を手にとって「ＨＡＨＡＨＡ！」と上機嫌な様子です。
日本土産として100均のコスメなどが受けてるとは聞いてたけど、
今やディスカウントストアが日本名物の一つとは何か不思議な感じだねぇ。

はい。そんな訳で先週は大阪℃-ute＆Buono!イベに参加してきたんですが、
そこでの不思議な体験をお話したいと思います。

■℃-ute「LA LA LA 幸せの歌」発売イベin御堂会館
１．LA LA LA 幸せの歌
２．最高級のエンジョイGIRLS（初披露）
３．桜チラリ
４．めぐる恋の季節
５．都会っ子　純情

カップリングが初披露との事でしたが曲について特記するほどの事はなし。
質問コーナーでは鈴木さんが『生まれ変わるならアイドルと河童どっち？』と
聞かれて本気で悩んでるのがツボでした。
で、悩んだ末の答えが「アイドルになって河童を見る」という知的回答。
一休さんもビックリの屁理屈です。だがそれがいい。

■Buono！アルバム「Cafe Buono！」発売イベin御堂会館
１．Cafe Buono！
２．バケツの水
３．ロックの神様
４．恋愛ライダー
５．ホントのじぶん

今ハロプロで一番のお気に入りユニットがこのBuono！。
精鋭の面子に優れた楽曲達、ユニットのカラーもロックで通してる所も素敵。
メンバー間の微妙な関係がこれに輪を掛けて面白いんです。
とにかく「自分大好き！ＮＯ１！」アピールをする桃子。（突っ込み待ち）
それをあっさり全肯定する愛理。（悪意の無いボケ殺し）
右から左へ受け流す雅。（んぁー。系）
生まれる前から「ボケ」と「突っ込み」を仕込まれてきた大阪人の
自分にとってはこの天然スカシ芸が斬新です。

今回はアルバムから三曲歌われましたが、
どれもダンスがヤッツケじゃなくてシングル仕様としても
十分やっていけるものばかりでした。（振り覚えられませんでしたー！）
これに『こころのたまご』『じゃなきゃもったいない！』、
今度のシングル（＋カップリング）を加えると
Buono!の振り付き曲だけで9曲もあるんですよ。
これは東名阪だけでもツアーあると思った方がよさそうです。
ってか思って！そして事務所に嘆願してっ！！＞＜

曲ですが歌の中でも上記のように三人の絶妙な個性が上手く生きてます。
例えば今回歌われた『バケツの水』。
曲調は軽やかですが心と気持ちのバランスを綴った深い詩なんです。
Ａメロ桃子、Ａメロ（2）愛理、Ｂメロ雅、サビ全員といった構成。
ブリっ子声の桃子がモノトーンに抑えて歌う事によって寂しさが生まれ、
愛理の澄みきった声で味わいを帯び、
雅の艶のある意思の強い声で気持ちを高揚させる。
そして全員でサビ。感情が開放される。Buonoッ!Buonoッ!

基本的に一つの曲で声がコロコロ変わるのは余り好きじゃないですが、
このBuono!のように詩や曲調への適材適所がしっかりしてれば
いいものだなぁって感じましたよ。関係者グッジョブ！

はい。後は握手会。
℃-ute２回、Buono!2回の計4回全て参加してきました。
ほら？鈴木愛理さんと握手すれば自然治癒力が高まるって
どっかの医者が言ってた気がするし。ゴルフも上手くなりたいし。ね。

まずは一回目。
握手前から脳内で既に世界が完成してしまう。
（家を離れて暮らす兄弟が久しぶりの再会。桜の下で待ち合わせの約束をするが
少し遅れて到着してしまう俺。ちょっと膨れっ面の愛理とかそんなワールド）

　　　　お待たせっ☆

ありがとうございました（少し困惑気味）

気が付けば眼前には冷たい目で私を見つめる有原嬢がいました。
愛理に掛けた言葉は「お待たせ☆」のみ。
次回からは短く的確に気持ちを伝える事を誓う。

二回目。

　　楽しかったです！

ありがとうございました！（満面の笑顔）

傍目には超ベーシックなやり取りだったがこれでいい。
イクラちゃんが片言であらゆる表現をするのと同じように、
私と愛理嬢も片言で全てを表現しあったのだ。ハーイ。

三回目。
ここからはBuono!のメンバーと握手。

　　単独コン期待してます！

はい！ありがとうございます！

これまたベタな言葉掛けだがBuono!の単独コンは心底願ってるので、
とりあえず気持ちを伝えたかった。
ってか愛理が「はい！」って笑顔で言ったお！

四回目。
これまでの三回は自分の気持ちを伝えただけのもの。
2DAYSで約1万人と握手する愛理を気持ちを考えると
少しでも握手で彼女を楽しませてあげたい。
ピストルにも「4回も握手するんだから当然何かするよね？」とか
無駄なプレッシャーも与えられていたし、このままでは終われない。

だが愛理を笑わせる最高の言葉を私は持っている。

一撃必殺の言葉を胸にこの日最後の握手会へと挑む。
桃子→雅→愛理の順に握手は進んでいくが当然愛理しか目に入らない。
愛理の姿を目で追いながらまずは桃子と握手。
「ありがとうございます」と軽くお礼すると、
「ありがとうございました！」とピンクの声。
この時、黒鯛を釣り上げた時と同じレベルの衝撃が腕に走る。そして…

　　ワッチャッチャ☆

いきなり謎の言葉を発する嗣永プロ。
何が何だか訳がわからないが、このままでは確実に殺される。
ピンク色に殺されると感じた私はとっさに

　　ワ、ワッチャッチャ

お互いの顔を見つめて笑い合う二人。
時間が止まった瞬間だった。

そして気が付けば愛理が目の前。
私はとっさに

　　ありがとうございました

私、でんでんは命を狙われています。
なぜ、誰に命を狙われているのかは判りません。
ただひとつ判ることは嗣永桃子とオヤシロさまに関係があるという事です。
どうしてこんな事になったのか私には判りません。
これを読んだあなた。どうか真相を暴いてください。
それだけが私の望みです。