『さんまのまんまに学ぶ日本文化』

「ピンポーン♪ピンポーン♪」
チャイムを鳴らす一人の女の子。
3年の月日を経て帰ってきましたお茶の間へ。
出迎えるのは勿論、家の主・明石家さんま
玄関の扉を開けた瞬間「さんまさーん!」とハグしあう二人。
海外で行われてる形式だけのハグではなく、
心の底から互いに喜びを表現するナチュラルハグいわゆる奈良ハグが炸裂した。


さぁ、楽しもう復活の宴を。



さんまのまんま〜あいぼむ復活祭〜



まずは香港土産という事で電気式の『ハエたたき』と
知り合いのハワイの人からと『アロハシャツ』を渡す加護さん。
エコなチョイスだが、さんまは『ハエたたき』に興味津々の様子。
手に持って子供のようにハシャグさんまを見て微笑む自然体あいぼむ。
人生の修羅場経験値の差というやつだろうか。
さんまに対して一抹の不安がよぎる。


「ちょっとお願いがあるんですけど」
一緒に連れてきた子犬に名前をつけて欲しいとお願いする加護さん。
それに対してさんまは…


「どう?辻ちゃんは?」


「つじ…辻ちゃん。もうちょっと違う感じのが」
「なんかいろいろあるじゃないですか。やっぱり」と、却下する加護さん。
どの意味合いで「いろいろ」なのかは詮索してはいけないと、
私のDNAが全力拒否。でも文字の書き起こしはしたい年頃。
全てはミステリアス。


次に彼が閃いたのが『パスポ』という名前。
『タスポ』の事を言ってるんだとすぐさま理解し
訂正する事もなく笑ってあげている加護さん。
お笑い界の巨匠が小っちゃくみえた。


そして謹慎中の話。
アメリカ行ったり、TVでさんまを観たりしてた事、
ずっと出てないから逆に怖くなって出たくなくなった話をしてると、
「うんわかるわかる」とさんま。
「わ か る ん で す か ?」と突っ込む加護さん。


この後、全野次馬国民が期待していた“お約束”が遂に訪れた。







無言・無表情でただタバコを差し出す明石家さんま




誰もが見抜いていたさんまのお約束。
だがその後の加護さんの行動まで見抜いている者はいない。
このやり取りの内容によって世間の評価が決まってしまう大事な局面。
笑いに乗ってタバコを持てば、「面白い」と「懲りてない」の
賛否両論になってしまう。
かといって、単純にいらないと拒否すれば面白くないし白々しい。
つまり、さんまの笑いは確約されて振られる側には
圧倒的な不利となるこのシチュエーションで
加護さんがとった行動は…。





笑顔のままそっとさんまの手を押し返す。




その優美な一連の動作は「笑い」「オチ」などと言った俗世間の
思惑を飛び越えて観るものを魅了した。
一言で表現すると「はんなり」だ。
日本古来から受け継がれる真の美徳「はんなり」。
千姫の影響か独学か判らないが今や京都の一部でしか見ることのできない
幻の日本文化を彼女は体得していたのだ。加護亜依恐るべし。


以下この後のやり取り。
「吸わへんの?」
「はい。吸わなかったんですけど香港行って自分のブログにも書いたん 
 ですけど吸っちゃったんですよね」

「20歳やからええやんか」
「なんだけどやっぱりイメージ悪いじゃないですか」


「もう十分悪いんですけど」




この落差プレイ!!相変わらず圧倒的ではないかっ!!
お帰りなさいませ!!my master!!



※時間無いので本編の半分しか書けなかったデス…。
フルコースは亜依国で存分にお楽しみください!オヤッシュ!