『加護亜依復帰イベントin大阪』

遂にこの日がやってきた。
復帰、そして初のソロイベントであるはずなのに
楽しみというよりも不安な気持ちばかりが募る。
加護さんは私が知っている加護さんのままなのか…
そして私はどう思い感じるのだろうか…と。


会場前に着くと開場時間前だというのに人だかりがあった。
中には昔馴染みの顔も沢山いて軽い同窓会気分でした。
場内では加護さんのグッツ販売あり。タオル、写真、Tシャツetc。
全部セット(1万円)を購入すると加護さんとの2ショット写真特典あり。
私は加護さんと写真とか恐ろしいので当然回避。
Tシャツのみ購入しました。


座席の方は大阪さんの好意もあってピスと共に2列目をキープ。
まずは前座でマリードールとかいう2人組アイドルユニットが登場します。
このマリードール枠で50人のヲタが混在してたんですがタチが悪いのなんの。
曲が始まった瞬間に最前へなだれ込んで大暴れ。
詳細は省略しますが、ピストルさんの肘が炸裂した事だけをお伝えしておきます。
別にマリーなんたらファンが悪いとか言いませんよ。
2年間帰りを待ち続けたファンと、地下現場の暴れヲタを
同じ空間に入れた事自体が間違ってますよ。次回から気をつけて事務所さん。


前座の後は司会者が登場。
事前に加護さんについて勉強してきたらしく、
「ラブバスケットの意味知ってるぅー?」とか聞いてくるも
ヤレヤレといった感じで静まり返る客席。
にわかの一夜漬けレベルの知識でこの会場にいる猛者に
質問するのがどれだけ愚かなことか彼は何も判ってない。
昔はロリコンのレッテルを貼られ、タバコ、男etcあらゆる試練に
耐えてきたロトの勇者たち。愛すべき変態。
このマスター達に質問は愚問でしかない。


亜依ちゃんが登場した時の掛け声を練習しましょう」と司会者。
一回目「せーの!亜依ちゃーん!」のリハーサルでまさかの加護さん登場。
「お帰りー!」とのファンの声援に「ただいまー♪」と応える加護さん。
私は声援を送ると真っ先に彼女の瞳をみた。
以前ちゅうた氏から「輝いてた」と報告を貰ってたけど、
やっぱり自分の目で確認しておきたかった。


で、確認結果。


キラッキラ☆であります!一体どこ産地のジュエルだよ!
YOUその瞳から放たれる光でドブ川綺麗にしちゃいなよ!レベル。
その瞳を見て自然に笑顔と涙がこぼれました。
ああ、私の大好きな加護さんだって。お帰りあいぼむ。
目頭が熱くなった自分自身にも当時の感覚が蘇ります。お帰り俺。


この調子だと書ききれないので歌以外まとめ(やや曖昧)。
・来年ハワイツアー
・10月後半にシンガポール中国合作の映画の主人公。もう一本映画出演あり。
・ダウニー登場。お手、お座りの芸を失敗。後ろ足震えてて激キャワ。
・やりたい事は“パズル”“ミュージカル”“車の免許”
・嫌いなタイプ“ヲレヲレ”な人。
・好きなタイプはファザコンだから年上の人。「皆知ってるでしょ?w」と。
・年内に自身作詞のCD発売。「ビターチョコみたいな(苦い!?)歌詞」。
・スクリーンにて映画紹介 本の紹介


CD発売の件とか時間できたらまた書いていきます。
今回何が一番感動したかってやっぱり歌ですよ歌。
以下セットリスト。


花風/aiko
焼け野が原/Cocco
大塚愛/ユメクイ
Hello again〜昔からある場所〜/My Little Lover


司会者の話もうわの空となるくらい緊張されてて、
カラオケにも大して行ってなかったという歌ですが、
とにかく最高でした。
声の伸びもあるし、当たり前といえば当たり前だけど
ほとんど歌詞を間違えずに歌いきってます。


何よりも素晴らしかったのが表現力。
身振り手振りで感情を表すのは勿論のこと、
歌っているそれぞれのアーティストの良い部分を再現してるんですよ。
aikoの純粋で元気なノリだったり、
Coccoの脳の中をかき乱すような狂気的な表現だったり、
マイラバの透明感ある歌い方だったりと曲が変わる度に
まるで別人のようにその世界へと入り込んでいます。
“コピー”はあくまでベースと同等、もしくは劣化でしかありませんが、
加護さんの歌い方は本家の良い部分だけを吸収して、
それを本来の自分の持ち味とミックスさせて昇華しています。


あと、これは妄想かもしれませんがこのセットリストの並びと歌詞って
現在までの芸能界の歩みを表現したんじゃないのかなって。
『花風』→幸福・喜び(娘。W在籍時)
『焼け野が原』→不安 心の叫び(謹慎中)
『ユメクイ』→夢をみる(芸能界復帰)
『Hello again』→おっす!お前ら元気してたか?(現在)


『Hello again』の最後、涙で歌えなくなっちゃうんですが、
加護さんが上記のように曲構成を決めてて、
しかも客席のおっさん達が涙流してるのみたら
そりゃ泣いちゃうよって話ですよ。


2年のブランクがあってこのレベルとか天性の才能としか
いいようが無いです。今更ながらあぁ流石加護さんだなと。
自らの作詞曲を歌ったら一体どんな事になるのやら…。
明日はまた違うセットリストで歌ってくれるそうなので楽しみ。


現場でも言ってたけどもう一度。


加護さん本当にお帰りなさい!!