Buono!ファーストライブツアー2009〜Winterフェスタ!in東京〜

今年の2月に行われたハイブリッド☆パンチは素晴らしすぎて、
ネットに書き込みする気が起きないほど完全燃焼。
期待一杯だった夏のFC限定コンではまさかの℃-uteベリーズ曲を歌い
シングル曲は寺田が手がけるようになりBuono!Buono!で無くなっていった。


今回のツアーが夏と同じならもうBuono!の事は諦めよう。
寺田に破壊尽くされたBuono!はもう観たくないと
覚悟を決めて挑んだ今回のツアーだったが…


と に か く 最 高 ! !


参加した人みんな賞賛してるので「あぁ凄かったんだろうなぁ」とは
感じてくれてるだろうけど違うねん!本当に凄かってん!


例えるなら合コンに誘われた時に「マリエ似のカワイイ子いるよ」と
言われて、マリエ自体ギリなラインなのに○○似って時点でアウトやん!
と、期待せず参加したらマリエどころか篠田麻里子似の激カワな
女の子がいた時の衝撃!マリエってかマリコじゃん的な!
当然誰も相手にされなかったじゃん!みたいな。
これくらい凄かったんです!


【セットリスト】
01.Bravo☆Bravo (9th Single)
02.MY BOY (7th Sigle)
MC
03.ロッタラ ロッタラ (5th Single)
04.ホントのじぶん (1st Single)
MC
05.バケツの水 (嗣永メイン)(Cafe Buono!)
06.ガラクタノユメ (夏焼メイン)(Cafe Buono!)
07.君がいれば (愛理メイン)(Cafe Buono!)
MC(茶番劇コーナー)
08.無敵の∞Power (6th Single C/W)
09.ガチンコでいこう! (4th Single)
〜VTR上映〜
〜バックバンド登場〜
10.ワープ! (7th Single C/W)
MC
11.キライスキダイキライ (8th Single C/W)
12.ロックの神様 (Cafe Buono!)
13.泣き虫少年 (Cafe Buono!)
MC(ドルチェメンバー紹介)
14.キラキラ (Buono!2)
15.消失点 -Vanishing Point- (Buono!2)
16.ゴール (Buono!2)
17.恋愛ライダー (2nd Single)
18.れでぃぱんさぁ (4th Single C/W)
19.Kiss! Kiss! Kiss! (3rd Single)


〜アンコール〜
花道から登場〜「サンタがママにキスをした」
MC
EC-1.You're My Friend (Buono!2)
EC-2.Winter Story (9th Single C/W)


頭に寺田の2曲を持ってきて、後半ドルチェの生バンドという素敵構成。
特に前シングルの『take it easy!』を外したのは大きい。
今回のセットリストを考えた人は
ファンが求める“Buono!らしい”曲を厳選してくれたように思う。
ちなみに『take it easy!』の間奏部分のダンスを
前日必死こいて憶えたのが無駄に終わってちょっと切ないのはここだけの話。





1曲目『Bravo☆Bravo
ここまで寺田寺田と批判してたけどこの曲はヤヴァイ。
オープニングにピッタリすぎる。
まだ始まったばかりだと言うのにマイクを客席に向けて煽る!煽る!
ヲタダンサーとしては当然ダンスも見逃せない。
全身でリズムを刻むロックなノリと、既存の形に捉われない
コミカルなダンスが上手く融合してBuono!らしい一品となっております。
シングルDVDではアイドルver、ロックverの2パターンを収録。
Buono!神曲達には劣るけど、音だけじゃ寺田と判断できない名曲です。


その後ロッタラで狂い1stアルバムの名曲達と続いたあと
お馴染みとなってきた“茶番劇”のコーナー。
全公演コンプしたんですが、毎回!?内容を変えてきてました。
愛理と雅が茶番劇を繰り広げて桃子は仲間外れという、
流れなんですが愛理・雅の遊びが面白い!
二人三脚、アルプス1万尺、餅つきetcあったけど、
魚釣りゲームがズバが抜けて面白可愛いかった!
雅が釣り人で愛理がお魚さん。
雅に釣られて愛理がヒレをパタパタさせてんですよ!メガ可愛いんですよ!
さかなクンがあれ見たら失神もののお宝コントですよ!
ちょっと前までロックな空間だったのに
子供のお遊戯会(いい意味で)へと早変わり。
このギャップもまたBuono!の魅力の一つであります。


VTRが終わるとドルチェと共に後半戦スタート。
ここからは生演奏。正真正銘ロックの始まり。
『ワープ!』『キライスキダイキライ』『キラキラ』と
聴きたかったあの名曲達が惜しげもなく演奏されていく。
中でも期待以上だったのが『キラキラ』。
ロッタラほどではないけど生演奏が凄く映える曲だし、
ダンスは単調だけど凄く音にハマル。
比較するもんじゃないけど、某℃-uteさんとか技術的には上な振り付けだけど
既存の形やその焼き直しなダンスが多いんですよ。
歌詞と動作に繋がりのない“ただのダンス”。
Buono!は単純だけど歌の世界観と直接結びついてるから
観てて楽しいし踊るともっと楽しい。一体感があるんです。


16.ゴール (Buono!2)
私的にはBuono!の中で唯一ライヴでしか聴かないと決めている至高の名曲。
ギターのイントロが流れた瞬間から空気が変わる。
アイドルやロックを超越したその先の世界が見えてくる。
この度は1度、最前でその世界を見せて頂いたんですが、
愛理に何故か芸術的なエロスを感じてしまいました。
いや、あくまで芸術的ね。
女性の裸体を真顔で書いてる画家とか多分ソレ系の感情。
この気持ち、どこまでいけば辿り着けるんだろう? ゴール!恐ろしい曲!


こんな感じで終始無駄の無い最高のライヴでした。
インパクトの強かった『ハイブリッド☆パンチ』と比較は難しいけど
セットリストや構成、メンバーの成長、ドルチェとの結束力で
考慮したら『Winterフェスタ!』の方が充実してましたね。
まだBuono!に参加した事が無いという方は
確実に人生損してますので是非お早めにご参加お待ちしています!
来年2月にはシングル、アルバム、ツアーが決まってます!
さぁ取り戻そうぜ青春!!



 --------------------【ヲレヲレ】------------------------



今回、自力で日曜昼6列通路、日曜夜最前中央という場所で参戦できたんです。
最前ですよ!最前!
単純に距離が近いだけじゃなく他にもいろいろ美味しかったです。
『バケツの水』とかDVDでは見えなかったステップが判ったり、
カメラマンが目の前に来るとメンバーからの擬似レスが激しかったりと
目の前がフリーって素敵すぎ!
一番思い出に残っているのは最後の曲『Winter Story』。





雪の降る中でこの衣装を着た三人が歌ってくれる訳ですよ!目の前で!
後列はあくまで特殊効果の演出を喜ぶだけ。
その雪もどきで喜ぶアーティストの姿みて喜ぶだけ。
最前は違う!行く手を阻むものは誰もいない!
雪を一緒に浴びる事ができるのだ!
つまりBuono!の世界に溶け込む事ができるのだ!


雪が降るのを子供のように楽しむ愛理。
彼女がパクパクと雪を食べる仕草をして微笑んできた。
その仕草にボクは胸を締め付けられたんだ。
照れを隠すように負けじと食べる仕草をしてみたら雪を食べてしまった。
苦くて、ほんのちょっぴり石鹸の味がした。
思わずしかめっ面したら
「ウフフ」と彼女は笑って遠くの公園(10列周辺)に目を向けた。
I wish Merry Xmas for you
and a Happy New Year with you
2年越しでダイスキだよのこのキモチ。


ええ、確かにこの時見えたんです!
とても甘酸っぱくて、でも踏み入れたら戻って来れないような
なんだか判らない世界が!


この強烈な体験のお陰で“スノードラッグ”に侵された私は
続く大阪、名古屋でも雪を求めて彷徨うのであった…。
(余裕あったら全編ヲレヲレポしていきます)



--------------------【ボク達のif】------------------------




最前を引いた時点で折角だからピスと何かしようと相談していた。
Buono!に迷惑をかけたくないという事で結局安定のサンタコスに決定。
買出しでアレコレと吟味、当日は衣服の下に着込んで参戦することに。


チャンスは一回。
アンコール明けにクリスマスソングを歌うBuono!に合わせて
こちらもサンタ衣装に着替えるのだ。暗転中が勝負のカギを握る。
ただ、余りに最前で見る彼女達の笑顔が眩しすぎて
私とピストルに迷いが生じていた。


ピス「愛理のキラキラした瞳見てたら俺やっちゃダメな気がしてきたよ。
   ここまで折角上手くきてるのにさ。やっぱ嫌がられるかな?」


でんでん「まぁ確かにキツイわな。
     ってか、愛理間違いなく引くで。やるかは任せるけど…。」


VTR中もこんな会話で終始落ち着かない。
結局“歌”もしくは“演奏”に支障をきたすレベルだと判断して
サンタコスをするのを断念した。
かつては残念集団のTOPだったピストルが、
連日地下アイドルと残念遊びを繰り広げているあのピストルが、
準備をするだけして実行しなかった事に拍手を送りたい。


ただのサンタコス。


もし実行していてもドルチェは笑ってくれただろうか…。
愛理は雪の中微笑んでくれだろうか…。